2019年4月27日土曜日

かずたま入門 2   




『かずたま』と云うと、時間を中心として観ていくと云う観念が
おおかたの考えとなっているようです

この平面的なモノの観方、考え方をくつがえすためにも、
今回からモノの中に映し出されているいくつかの
物事について考察してまいります

数理が天・地・人に分別できることは以前にもお話しております
分別できるということは、吸引していることでもあります

この数理であらわすモノは、数だけで存在しているわけではなく、
存在の限りは、場を占有してもいるわけです
これらのことについての考察です


【モノから捉える】
土地を観た場合、すぐわきを川が流れているとしましょう
するとその場所は「1数」の働きがある場所とみる観方をします
この場合、河川=1数=水流と、とらえているわけです

このように土地などを観る場合、地勢学や地質学としてのモノではなく、
純粋に地面の働きとして、地勢のなかに周辺の働きや影響を秘めてくる
沼地があるとしますと、沼=1・1=2数=泥としてとらえる場合もあるし、
湿地帯=1数=水辺としてとらえるかたもいる


この受け取り方こそ、各人各様ですが、人間に与えられた直覚的な感覚を、
数霊では大切にします、、、、これを日常において鋭敏に研ぎ澄ませていく
ことにより、各人各様に霊性開発していく部分があります

生年月盤よりみて、そこが住まっている場所より西南の方位にあっても、
また、東の方位にあったとしても、近くに河川・湖水・沼などが
あればそこには「1数」の働きがあると観る人がいるとしましょう
これが「場」より見たモノの観方です


私が、「モノ」という表現をとるのは、各人各様に
万物、存在、人物、生物、動物、植物、鉱物、物品、物件、異物、物霊、
博物、心霊、怪異、そしてそれらを、認識する心のはたらきとしてのモノ
・・・・などあらゆるモノを総じてモノとして表現しているわけです

いまさら、モノの受けとりかたや、種類を細かく特定することはしません
各人各様に、置かれた立場、位置により、序により、みなさんの質により、
受けとりかたにも、受けとるモノにも、差異がありますから、、、、


このように東西南北にかかわらず、隣接して「川」というモノがあるだけで、
モノとしての働きが影響してきます、、、、
それが自然界の場、存在としてのモノですから、
物件にもその存在としての質量が影響してくるわけです

このようなことはあらゆる条件、あらゆる場合に、存在します
火葬場や墓、病院跡地ならば2数・5数・8数の影響が顕れて当然です

これを、部屋の色合いの「変化」で、「風水」や「間取り」で様変わり
させるなど、状況が一変するなどありえません
少しおこがましい考えです、謙虚にならないといけません

そこにある考えは、
その場所を自分で「管理したい」「守りたい」「占拠したい」想いでしょうか
国同士の島しょ部、取り合いみたいなもの

話を戻します


このように、
・時間を中心視座におき物事をとらえる
・場を観てその存在を数理に置き換えて観る
・その場所にはどんな働きがあるのかを観る

おおまかにも、この3種あります
いずれも生年月盤と、購入する年月盤、を照らし合わせて判断することです

よって、
あなたの生年月数理において、9数が破局性を持つならば、
たとえ吉方位であるとしても、原子力関連の街をあなた自身が、
9数してと受け取るならばその場所には移転しないことです


このように、【場】を観る場合には、その地方、地域、町名、などから
・地域・地区の場としての働きををみる
・町名などは画数として数理に置きかえてみる
・番地番号などはそのまま数理を数に置きかえてみる
・マンションならその名前を画数として数理に置きかえる
・何階なのか、その序数をみる

等、、、細かくみる必要があります
すべて座標の中心におくものは、時間であり、そこから【今】を抽出する

購入予定の敷地を見に行ったとしましょう
その敷地内に池があったとします、、、、磁石で方位をとると、
敷地内の南方位にある池としましょう、すると
その土地は、「6数」の働きが強い場所とみるわけです

理由は、

池ですから「1数」の働きです
1数を南に置いて数理盤をつくると、中心は6数となる働きがわかります
6数のはたらきが強い土地ということです

5  3
4 6 8
9 2 7
      X

あなたが6数の破壊性を持つ人ならば勧められない条件です
その不動産を購入する時間帯が、あなたにとってどんなに良くても
購入年月に破局性がまったくない好条件であったとしても
あなたには破局物件となりやすい

、、、、、空虚なわけです


このように、生年月からみても、購入年月や方位から見ても破局性が
無いにもかかわらず、自分とは合わない条件というモノがあります

これが場のなかにある条件で、10段階あります
この条件には「場」・「序」・「位」などあります、、、、
そこに「質」が現れる

場もまた立体であるからです
どんなに時間が良かろうとも、見合わない条件はあるモノです

銀座のど真ん中を、所望しても無理なものは無理なわけです
これが場の条件の一つである「序」の問題です

素敵な女性、意中の男性があろうとも、見合わない条件
これも場の中にある「序」の働きです


数理盤を想像してください
たとえば5数の数理盤があるとします

4 9 2
3 5 7
8 1 6

これはもともと球体です、立体のモノです
各場には、縦・横・奥行きがある
場もまた立体ですから10段階あるわけです
向かいあう数理は加えると「10」となる条件です

4と6をくわえると10、2と8をくわえると10
1と9をくわえると10、3と7をくわえると10となります

つぎに数理盤を六面体として捉えると
上からみた六面体の表面は「上の図」になりますが、
下から見上げた六面体は

6 1 8
7 5 3
2 9 4

となりますから、上下を合わせると

A場5+5=10 B場6+4=10 C場7+3=10
D場8+2=10 E場9+1=10 F場1+9=10
G場2+8=10 H場3+7=10 J場4+6=10

となります
この場のなかに「序」の意味合いもあるわけです


音楽会コンサートに行ったとします、コンサート会場におりますから、
「3数」の作用がつよい場所に来ているわけですから、
今あなたは『3の時間場』にいるのです
あなたがこれは芸術だと思われるならば、『9の時間場』にいる
、、、、各人の時間場は、各様です

また

別の日に、観劇で同じ会場を訪れたとしましょう
観劇ですから「9数」の作用が強い場所にいるわけですから、
今、あなたのいるところは、『9の時間場』です
これを演芸としてとらえたならば『4数時間場』です

これは心がどこに置かれているかで異なります
口から出した偽りの発言や、
まやかしの発言では言い逃れできない
心で感じている各人の認識領域、数理領域です


これは、実際の時間が午後3時でも、午後6時でも
また、あなたが今、どのような時間波動にあっても、
また、どのような人名波動であろうとも、
また、外を取り巻くC波動が今年ならば3数亥年であろうとも、
今、あなたは9数時間場に置かれている存在です

このように、あなたのいるところすべてに、数理盤は働いております
このように、モノから時間を引き出すこともしないといけません

ここから第二段階に入ります
いま自分は周囲のモノから『3数時間場』にいることを感じたならば、
年月盤でどのようになっているのかを見極めること、、、それは、
自分の生年月数理ではどうなのか、自分の今の生年波動では
3数時間場はどこにある、どんな現象を知らせているのかです

『9数時間場』にいる今の自分を理解したならば、
生年月盤ではどのような条件におかれているのか
生年波動ではどのような環境におかれているのかを、見極めるわけです


趣味で人の集まるところ、、、、趣味の教室にいるとしましょう
あなたを中心として、常にいかなるときにも、周囲に数理盤の
働きがあるものと考えてください

いま、あなたは今日の日にちが判らず、
どちらを向いて座っているかも判らないとします

あなたの左側に座っている人が「みかん=3数=酸味」をたべていると
しますと、あなたからみれば、左側ですからH場となります
このように、実際に方位がつかめない条件というものはいくらでもある
わけです

基本数理盤   alphabet盤

4 9 2   J E G
3 5 7   H A C
8 1 6   D F B

それでも、H場で3数が働いている「現実」はあるわけです
あなたは今『5数時間場』におかれているわけです

同じ出来事であっても、それを食事をしていると、認識した場合には
「食事・7数」ですから、H場に7数が働いていると受け取る
あなたは今「9数時間場」に置かれている条件です

8 4 6
7 9 2
3 5 1

このように場の条件は認識により、心の置き所もかえてしまう

幽霊を観て涙を流して再開を慶ぶのか、
恐怖に怯えるのか、
立場、立位置、により序も変わるし「気」も変わる

また

別の日に
授業を受けていると
教室へ、みかん箱が運ばれてきたとしましょう
皆さんに、みかんが配られました、、、、、
あなたにも「みかん・3数」がくばられました
今あなたは『3数時間場』の環境に置かれているわけです

2 7 9
1 3 5
6 8 4


今度は
教室の前方左を見ると、カリキュラム兼用パソコンが作動していたと、
しましょうか、、、、
インターネット接続・4数ですから、その教室は『5数時間場』の働き
が、強い教室であることがわかります
あなたはいま、5数時間場にいるわけです
教室全体がインターネット学習教室であるならば、今あなたは、

4数時間場にいると観るひともいる、
9数時間場として学習していると、観るひともいる、
総合教育の一環なのだから、5数時間場であると、観るひともある、

このように

物証からも自分のおかれている時間場を知ること
そこから自分自身にとってどんな意味があるのか
そこから自分自身に何を知らせているのかを感じることです


何は間違い、何は正しい、の平面とは異なる世界です
アルゴリズムも、AIも入り込めない、、、、、
新しい人類の【九・九・露】の領域です


何年何月何日何時だから、「~なんだ」という時間質だけからの、
一方通行な数理判断だけでは時間枠に囚われた窮屈な判断となります
「あなたは何年何月生まれだから、~です、~でしょう」では、
駆け出し初めの新入生です


時間から見たモノもあれば
物から観た世界、物から観た時間もあることをわきまえること
かずたま入門です


それは、時間質からみたものは、「あなたの中だけの問題」で、、、、
実際にその時間帯にその空間場を流れ統括されている時間質も時間場も、
まったく違うことはあるわけです

これを理解しないといけない

日常においては同じ時間、同じ空間を共有しているように見える
わけですから、なかなか戸惑う物事の観方、考え方ではあります

以上、



あとがき
 自分の立ち位置が判らないなんてことは、日常にあります
 同じ時間を共有しようとも、同じ場を共有しようとも、受け取り方は
 人それぞれ、感じ方も人それぞれです
 暑い日差しのなか、今の今まで汗にまみれていようとも、
 目の前で知人が倒れた瞬間、暑さは消え去ってしまう、、、
 大切な人であればあるほどあたりまえのことです

 周りの人と共有していたはずの時間が、突然、次元が変わった瞬間であり
 瞬間にからだが凍りついてしまうこともあるわけです

 数霊は大変だけれど、学べば楽しくもなり、「心」目覚める世界でもある
 繰り返すことです