当ブログは、(株)墾 の監修によるものです
今回は、正十字にある4つの展開としての2数理について話します
前回まで、変化態としてのクロス十字を形成する「2数理」には、
その中に、変幻自在な面があるという、お話をしました
自在となる2数理自体は、我を忘れる「無欲な一念」の向こうにしか、
届きようのない
届かない世界にある
それは変転、変異、別次元となり、すぐ隣にある、、、、という
そんな内容でした
変化態であるクロス十字は、正十字の形成がなされた後、
顕れ始めるかたちをとります
また、つぎの正十字形成に移行する前段階にある形状でもあります
地数系の数理ですから生年数理から波動をみる場合、
男女とも順流と逆流が、逆転します
一例として波動展開は
男性は通常は2丑・3寅・4卯ですが、2丑・1子・9亥となり、
女性も通常は2丑・1子・9亥ですが、2丑・3寅・4卯となります
このことを理解したうえお読みください
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時間流は常に変転しますから、
ご自身の2数理が、波動において、正十字におかれることもあり、
相手先の2数理が、波動において、正十字の位置となることもある
これをどう見つめるのか、、、、、
*「卯・2」配置数理盤について
3 8 1
2 4 6
7 9 5
これは、4数生年盤でも波動盤でもありません
見つめようとする、2数理がH場に配置された持ち味を観ます
2数が芽生え始めたところをさします
中心は4数時間質、H場3数場に出てきたばかりの2数です
まだうす暗い朝方の手探り状態にある2数理です
細かいことにも注意深い数理です
4数時間質の影響で、周りの状況変化には敏感で警戒を怠りません
声質・音色の変化にも敏感で、識別感覚もすぐれ、
相手の顔色の変化を鋭く読みとるところもある
調和や周囲の状況を素早くくみ取ることがうまい人
周囲への細かい気遣い、配慮、
やさしさが人的交流の始まりであることを地でいく人
破局性が現れると、
執拗なところがあり、口うるさい面、神経質、音に敏感、
音が原因のトラブルや周囲にうるさがられる、
声が出ない、流行に乗り遅れがちな感性、
たあいもない嘘で周囲を煙に巻く
*「午・2」配置数理盤について
6 2 4
5 7 9
1 3 8
これは、7数年月盤でも波動盤でもありません、
「午・2」配置数理盤です
親切さ、やさしさ、愛情深さ豊かな慈愛に満ちた面、細かい配慮、
痒い所に手が届く、2数理が熱量を帯びている状態です
明晰な頭脳、俯瞰する知力、的確な判断力、
計数に明るく理論的に物事を見つめる面もある、
ち密に計算しつくす、聡明で如才なさもある、
微細な面にまで行き届く鑑識眼、直観力
育成力、経済観念ゆたか、食通の人・見識の高い人もある
2数の良さが頂点にある状態、
破局性が顕れますと、
二面性が出て、人により対応ががらりと変わる、
何事にも計算高く、損することを嫌う、欲望に直列、
華美な生活に夢中、資本主義そのままの気性、硬い表情
如才ない面とは違う打算的な一面がある、金に動く
二面性あるやさしさ、不親切
*「酉・2」配置数理盤について
8 4 6
7 9 2
3 5 1
9数年月盤ではありません、「酉・2」配置数理盤です
燃え上がる情熱の炎を絶やさず埋もれさせずに護る意識
包容力がある、育成力、綿密な計画、きめ細やかな鑑識眼、
経済観念、古いものも大切にする、勤勉、努力家、
素材の見極め、分析力がある、食の研究、食と健康、食と地産、
食材の改良、医薬品開発、農政改革、農業開発、
守備的意識からうまれる発想、構想力、
国土であり、食であり、健康にもつながる維持する力、想い、
命の創造的研究、独自の発想力、独特な方程式をもつ人
破壊性が現れると
モノに執着する、けち臭い、骨董品ばかり、整理できない、
どんくさい、頑固者、固執、執念深い、堅苦しい、
周辺にモヤがかかっているような人、自分の殻から出てこない
*「子・2」配置数理盤について
5 1 3
4 6 8
9 2 7
生年月数理盤ではありません、「子・2」配置数理盤です
2数理が眠っているF場1数場にあります、深夜にある2数です
運動機能をコントロールする一方である、副交感神経ですか、
維持機能でもあります
休ませながら活動もしている
潜在性の開発に性能を発揮している
また、
強い意志が2数の柔和さを隠してしまうところもあり、
表面に現れないやさしさなどの意味合い
優しさを表面に出すのが下手くそな人もあります
育成にあたっては、そのモノの持ち味を生育する才に長けている
地味目なところから、運気の動き出しには時間がかかります
内面にピュアなところがある、創造性豊か、冷静、推理力、
洞察力、霊的な直感力に抜きんでている人
未開発の問題にたいして創造力豊かな発想ができる人、
あらたな開発問題には、独自な能力をもっている人、
基礎開発に特異な才能があるひと、
破局性が現れますと、
親切さがない、冷淡な人、不親切、粗野、愛情を感じられない、
何を考えているのかわからない人、人の情がわからない人、
運気が滞る、ケチ、愚鈍な人、意志薄弱、スネ者、
労働意欲がない、霊障、
ここまで
正十字にある4つの展開数理の持ち味、働きを話してきました
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*数理構成について
つぎに2数理の構成をみていきます
中心に4数理があらわれるとき、2数理が生成される、
中心に6数理があらわれるとき、2数理が終了する型を
構成しています
交流斜線 JーAーB の中に息づいている2数理です
2数理が生成し始めてから、熟成の秋を迎えるまでを見つめると、
中心が、4数―9数の構成となり、金局を形成しています
この横次元数理が成り、正十字を構成しています
縦数理を見つめると、中心数理は7数と6数の構成となります
7~形成、固定化しようとする数理と、
6~動力として回転しようとする数理です
この各盤面の中央をみると、
7
4 + 9
6
となっています
熱量豊かな2数としてある7数理盤にある2数理は
中心7数と、合局する働きにより、火力の持続固定化
しようとする働きともみられます
6 2 4
5 7 9
1 3 8
固まろうとする中心7数理を利用して2-7合局により
9数変換へむかう2数理は、
そのとき数理盤自体を、5数理盤に変換してきます
6 2 4 4 9 2
5 7 9 ⇒ 3 5 7
1 3 8 8 1 6
7数理にある縦系列 2-3は、図のように
2数が9数に変換し、5数理盤に成るとき
縦系列 9(2)-1として働きます
このとき、
5 1 3
4 6 8
9 2 7
6数理にある 縦系列 1-2と
5数理にある 縦系列 9-1とは、【逆転構成】した型となります
このねじれた回転はそのまま破壊として完了するかたちをとります
このねじれ部分をもう少し拡大すれば、
中心にあれば、バランス監理としての5数理であり、
動き出せば周囲に変化をもたらす
5数がJ場に移動すれば、中心は6数となり7数を破壊するし、
6数は回転の意味合いのほか、順逆に分離する意味合いも潜む
ところから、まとまり固める7数理を分離させてくる
このことから、
2数理としての生年月数理、命数、人名を持つ場合、
6数から7数理への波動展開が回り込む場合、
7数から6数への波動展開となる場合も、要注意となります
註)
この場合、2数理の構造上の問題で、
破壊数だからとかの問題とは少し異なります
そこに出てくるねじれ要素ですから、
数理のねじれ、十二支のねじれには注意を要します
以上、 2023・9・23記
あとがき
しゃにむにとか、無我夢中とかよく言います
一心に突き詰めると何かつかむものは在るようです
無念無想はよろしくない
何もない状態の体には入り込まれますから
一念をもって欲を忘れて打ち込める条件が一番です
欲を捨て去るなんてできるものじゃありません
欲は一瞬でも忘れることからはじめましょう
課題
6数理から7数理にねじれるとき、どうしたらいいんでしょうね
毎回毎回、壊れていたらどうしょもないですもん
少し考えてみてください (各自精査)