2020年11月20日金曜日

かずたま入門 8 

 *当ブログは、JMN墾天沼矛(株)の監修によるものです


今回は、数の系列による吸引、関係性を見つめていきます

これも「場」を認識する場合に大切な観方、考え方のひとつです

147を人数、258を地数、369を天数として各系列にわけております

分けているということは、数の吸引で一体化していることでもあります


数は3種にわけられることは語られても、

どのような構造を有しているのかは、

いままで、どこの本や書籍にも語られておりません

これを見つめます

みつめていくことで、吸引、分離、そして数の構造を立体的に

見つめなおしていきましょう



基本数理盤をして、時間軸としての5数理中心で見つめる現象把握や、

時間質・時間場・名前等の静態や動態の把握とはことなり、

亀甲形態としての六角形をみつめて、それを形成するところの3方向より、

数の「認識」として、また「確認」をおこなう上での、原型と成るモノです

今回は、亀甲形態のうちの縦亀甲を通してのみかたです

始めます

人数系1・4・7

この六角形の1角を真下に置き、この角に「1数」を配置します

つぎに時計回りに次の角に「2数」を置きます、

さらに時計回りに次の角に「3数」を配置して順の流れとします

ここより数の流れは六角形の中心に向かい「4数」を中心点に配置し、

貫通した数エネルギーは、3数と対向する角にぬけて「5数」となります

そこより左回りとなり、次の角に「6数」を置きます

さらに左回りに真上の角に向かい「7数」が配置されて逆回りも完了します


この六角形の角に数理を当てはめた図形は、そのまま、1・4・7 数理の

機能と働きを示しており、人数系列の図形表示としてなるものです


      7

   3     6 

      4

   2     5

      1


1・4・7の人数系列は

縦軸に配置された数理ですから意味合いとして「精神性」もあらわします

1・4・7は、真下ー中心ー真上 となる数理系で3階層になります

真下にある数理として、ムシが好く、気が合う、性に合う、などの個人の

性分、潜在的なもの、真上にある数理として、思想、思考、思いなど知的なモノ、

センス、感性、判断力などの機能的要素、意味合いまで階層構成され、

そのまま縦軸に3段階ふるいわけられますから、「人界」にはその社会形成に

上流・中流・下流のふるいわけも自然発生してくる、ことわりをあらわしている

これが【人数系列】です

人間界を形成する社会、その中にある人間関係においてある人界数理といえます


時計回りにおいて1から始まり3に回りこむ、、、、そこより中心を抜けて

反転するわけですから、1数と7数とは同数系列でありながらも、反転する

正反・順逆の関係でもあります、はたらきも共通のものがありながらもです

1数が始まりなら、7数は完了です、、、、これには吉凶も、善悪も、区別

ありません


このように人数系列の集まりは、3数から5数へと向かうとき順逆に流れが

大きく変わります

これを「3-5の変化」また、誤算をもじって「5-3の変化」ともよびます

これが人数系列におこる【突然変異】で、思いや行動のいかんにかかわらず、

ある日突然発生してくる人界現象です

突然変異ですから、元に戻ることより、共生していくことを考えねばならない


人間社会としてみれば、吉凶とは関係なく3数年で始まる変化は

今年4数年をくぐり、来年5数年までがひとつの流れとして流通に形成される、

とも見ることができます、、、、人界にあり、左上からの斜線としての流通系、

そこに形成される「3-5の変化」です


人体に及ぼす「3-5変化」もあります

生活環境がかわり、職場環境がかわる、社会環境の流れが体に及ぼす変化、

人間関係のキシミなどが、人体に影響を及ぼす自律神経失調症です

人数系列における何らかの流れがそれて、歪みが起こることによる発症です


3数~感覚器、神経系、感受性などの感性の意味合い・機能・器官を示す

5数~全体をまとめ統括管理する意味合い、強引にバランスをとる意味合い


この人数系列は1数・3数・5数・7数の奇数がかわりめとなってくる

特徴をもっています


そのほか、3数が回り込んで3-5の変化がおこるということは、

3数の働きとして言葉、発言により、現象に変化を与えてしまうことを、

また、破壊を産み出してしまうことも人数系列の特徴としてある

そのことを、知らせています



地数系2・5・8

こんどは、2数から回り始めた場合にはどうなるのか、です

最初にふりわけた「2数」が配置された左角下よりはじまります

時計回りに、左角上に「3数」が、さらに、真上角に来て「4数」が配置されます

そこより中心にはいって「5数」が配置され、真下角に「6数」が配置されます

そこより、反時計回りに逆流となり右角下に「7数」が配置され、

続けて右角上に「8数」が入ります


この左側下より右側上への斜め斜線の「2・5・8」数理が、地界数理に属する

【地数系列】とよばれるものです


      4

   3     8

      5

   2     7

      6


地数系列のある傾斜線は地軸でもあり、5数理を中心とする地球環境もあらわし、

基本数理盤にある2・5・8の配置される場所とおなじ傾斜線です

地軸との重なりとしてみても現象は強くあらわれます


また地質、肉体構造など内部構造を意味する特徴をもち、

中心は時間数・5数による管理された働きともなり、時間によりその働きは

ふるい分けられます

先ほどの奇数変化となる人数系列とは違い、「場」の意味合いが強くはたらき、

偶数変化となる2数・4数・6数・8数が、その変化のかなめとなります


縦系列には、基本数理盤における4-5-6となる流通・交流を表す数理、、、

そこから順流、逆流が入れ替わりますから、

気流、海流、大気変動などを示す数理の変化が、

地殻変動の前段階として、起きることも知らせているようです

このように、地数系列による変わり目は、他の数理による変化とはだいぶ

おもむきも質も、発生する規模も異なるようです、、、、、

古代これをある作法により鎮めたわけですが、その作法も忘れ去られている

目覚めた地界の働きは、いかんともしがたいものがある

地界に在り、場に宿り、人間の体内構造にも働きかける、地数系列です


また、地に根差すところの「住い」の選択が、

流通、環境、人流をとおして、運命に大きな影響を与えることも、

示しているようです



天数系3・6・9

こんどは、最初に振り分けた左上角の「3数」からはじまる数理についてです

時計回りに真上角にむかい「4数」を配置し、右上角に「5数」を配置します

そこより、中心にはいり「6数」を配置し、左下角にぬけて「7数」を配置します

こんどは逆流となって、真下角に「8数」が配置され、右下角に「9数」を配置

されると満配となる数理の型です

ここに、左上角から右下角にむかう斜線に「3・6・9」として映し出される

【天数系列】が現れます


天数系は縦系列に偶数4数・6数・8数が配置され、

奇数3数・5数・7数・9数を、左右に振り分けてくるところから、

「融合」と「分離」の条件を併せ持った働きとなります


      4

   3     5

      6

   7     9

      8


天数系列は

左上角から右下角への流通斜線ですから、外部からの影響を受け、

社会の変化、外部に対する反応の俊敏さ、流行・世情にも聡いセンス、

判断に偏りがない数理特性を持ち合わせている数理系列ですが、

交流斜線に配置される軽さもあり、回転力からうまれる遠心性、

移り変わる変動を的確にとらえる判断力、明晰さからは、

定着性という意味合いは感じられない数理です

また、時間・5数により順流・逆流に振り分けられてくる数理でもあり、

思想、考えも、そこより反映されてくる持ち味があるのが天数系列です

時間に敏感でもあるし、時代の変化にもす早いわけですから、

この時代の知性は一瞬にして次の時代には過去のモノとして、

過ぎ去ってしまう特性ある数理ともいえます

人数系は「4数」がしきるところから、風の流れとしての流通、流行的数理

地数系は「5数」を中心としての、時間で管理された、大地に根差す数理

天数系は「6数」という回転力を表す数理が中心の、流動性のある遠心的数理


これらの数理が各々別々にではなく、3つの方向性の数理として一体になって、

亀甲を彩り、回転するわけです

それをまとめてくるのが時間軸5数ということになります

地球環境を統括している5数でもあります

そこに【時・トキ】としての回転の彩が始まる

音霊数として、その数理をみると 「ト・17」「キ・10」となります

17+10=27数 です


天・地・人としての三つの数理形態は重なり亀甲をなしてきますから、

一つ一つの角として、各場が3重環ともなり、3つ3つとなってくる

3年・3か月など「3数」に集約された表現もでてきます

お七夜の 3X7=21日 などの表現です

また、

暦の原初的な考え方である、四季を3つ3つにふりわける見つめ方でもある

4x3=12か月

これは縦・横の亀甲形態から、3つ3つにふりわけられたものが、

4本の柱により展開されてくることによりあらわれる

6面体であり8面体

となる構造形態の姿です

現象は広がりの世界ですから、面として現れてくる、縦・横・奥行きの世界です

そこに時が流れている


時間だけで形成されるモノはありませんし、

空間だけで存在しているモノもないわけです

そこに彩りとしての四季が存在しているわけです


以上、



あとがき~2021年10月2日

 政治性、政治力、などをあらわす数理としての「6数理」は天数系列になります

 時流を読む変化に聡い数理です

 ドラマには、指針がない時流に左右される「政治家」ばかりがあらわれます

 思想家、哲学者とは違う、変わり身の早さが政治家、政治力の側面です