2023年3月29日水曜日

かずたま入門  10

* 当ブログは、株式会社 墾 の監修によるものです


よく「1」数理についてどのように把握したらよいのか迷うところです

1数理としての世界、10数理としての世界が存在しますから、、、、、

「何も持たない」始まりの数理としての1数理であり、

「十全」としての善悪吉凶混在した10数理の世界でもある

どちらも単数にすれば1数理です、、、

これを拡大・6していきます

また光・9を当てて凝視する


四相ありますからこれをみつめていきます

東西南北に1数理を配置すれば


北の1数理

表現をかえれば、「子・ね」の場所にある1数理で、正しくは、

一日でいう深夜未明の寝静まった世界であり、十全の10数理世界です

就寝と同時に、明日の活力を培う時間でもある

完了と明日への再生の混在する時間

この十全の世界に在る、「夢」の世界(五理・イメ)に新たな創造性を、

いただく方もおられる

どこででも休める、眠ることができるかたにとっては、

至福の時でもありましょう


不眠に悩まれるかたには、得体のしれない漠然とした不安が入り込む、

暗闇に恐怖をいただく時間です

十全とした世界はあらゆるものが混在した世界です

清濁あわせもちますから、そこでの善悪をきめるのは、「時」であり、

「場」であり、「言語」であり、この融合したところから導かれる、

方向性により、結果としての現象も、吉凶も現れてくる

この条件次第で善悪、清濁どちらにも鳴る数理です、吉凶もかわる


註)

十全としての1数理とはどんな働きなのでしょう

一年は12か月あります、36か月をもって一巡しています

同様に年も36年周期をもって、循環している、、、、

そこに年も月もそれぞれに4方向があらわれるわけです

今、お話しているのは、そのなかにある一つの数理、「1数」の話です

なぜ1数理を話しているかというと、縦・横に聖十字型で、理解しやすい

と、思うからです



北の1数理とは

「子・ね」の場にある1数理です

「子・ね」年の1数理でもあり、「子・ね」月の1数理です

「子・ね」の特性をもつ1数理です

「北」にある1数理です


1数理の中でもより深く持ち味を発揮する数理です

これは十全としてある、あらゆる1数理の特性を秘めています


混在した世界そのものの根源には「心」もあり、

それを認識するのも「心」にあり、

産み出すのも「心」からです


悪事を企てるのも、この世界に入り込んだ「こころ」がなせる業です

誰もいない空間、存在のない世界を作り出すことのできる人間です

そこにわが身が神がかったかのような錯覚にはまる人間も現れる


十全としての世界ですから、あらゆる1数理のはたらきが、

10数理となり埋没し潜んでいる

不安もあり、恐怖もある、疑心もあり、不足感もある

暗闇で進むにも困る数理です、そこに、満たされたい欲望、

中心でありたい欲望、横領、潜伏、性、妊娠、打ち明けられない秘密、

悩み事、不信感、ありとあらゆる1数理の集合する世界、

善にも悪にもなる数理です


囚われがなく、善悪どちらにもなれるというよりは、

囚われるために進む道も、方向性も、決めてしまう数理・決められてくる数理

ここに「光」があたると本来の姿にむかえる道すがらが現れます

光・9があたるとは、叡智・9に目覚めることです

眠れないからといって酒に溺れるでも薬に頼るでもない、学びの世界


強要されない環境であるかぎり、眠れなくて死ぬことはありません

眠れないのは新たな展開に向かう時間が回って来ているからです

ここに迷いが生まれる、、、、迷路が進路を塞ごうとする

この新展開に向かう時を、どうとらえるのか

どのような方向性にむかっていくのかで、以後が大きく変わってきます

水の流れでもあり、冷静にある姿、静寂から産まれる洞察力、推理力、

知性、創造性、判断力、潜在性に目覚める姿でも在る、新機軸であり、

新たな時代の創造であり、支配力もあり、指導力あり、統率力あり、

野心もある、、、、、

善悪清濁混在する世界、あらゆる物事がまじりあう世界です


いま東京地方に雷鳴が轟いております 

2023・3・29 pm20:40 雷雨の時です


東の1数理

「卯・う」の場にある1数理、始まりの時にある1数理、出発としての1数理

文字どおり雷鳴の響き渡る時に位置する1数理です、、、

産声ですか、雄叫びのときですか

何も持たず、何もない、無一文、、、

ここに有るのは「あふれるばかりの生命力」です

まだ朝日はうっすらとしか漏れてこない暗がりの時間帯

ひんやりした肌寒さもある

存在を認識するには暗すぎる、物音を聞けば声を発したくなる時

人影を感じてもハッキリしない時です

はっきり認識できないところから、聞き耳をたてる時間でもあります

誰かな、疑心、不安とともに恐怖もおぼえる時間でもある

そこから思い込みに、憶測にさいなまれる時でもある

周囲に神経を配る、まわりに対しての疑念もあり不安がある、

同時に存在を誇示したい心も人一倍ある、、、、、そこから声も発する

ただそのあとは、また無口となり周囲の反応を確かめようとする


この疑念や不信の湧き出る「こころ」は時・場をえらべば、

旺盛な推進力、推理力、洞察力、行動力、開拓心、底知れないスタミナの

みなもととなり、直覚的感覚にもつながり、聴覚となり、現実的な感性、

感覚としてなり、開拓者としての素質、創業者型体質にもむかいます


心底に不安があるからこそ起こってしまう欠陥が、そのまま反転し

発露される能力として溢れ、顕れみなぎってくる

直覚的に物事を把握したり、周辺の機微から鋭敏な直観力も生まれる


能力の根源は「薄暗い環境」におかれた産物であり、

手探り状態から産まれくる数理現象です

「卯」の場所にある1数理は、現場、現状、状況から把握する

鋭い感性との直結を象徴する1数理です


どこから見ても、3数理にからんでみえる、、、、、

そりゃそうです、卯の場にある1数理の世界ですから

せっかちな1数理です、疑念を持ちやすい1数理です、

無口な1数理でもある、、、、内面の不安感がかもしだすものです


この1数理は独立心が旺盛ですから、周りの管理者・5からみれば、

叡智・9を持って、1数理に接することを心がけなければならない

1ー5ー9、そこより「動き」ある新世界の構築にむかうわけです


南の1数理

南にある1数理、「午の場所」にある夏気配の1数理です

光を浴びている状態の1数理、一日としてみるならば白昼です

物事全体を直視できる環境、直観的に把握することにたけている1数理です

一度出会っただけで物事の本質、人物を見抜く数理でもある

「創造性」、「叡智」、「情熱」のみなぎる1数理です

水・1数の意味合いを持ち合わせながら、明朗な持ち味、隠し事のない率直な性分

熱板に注いだ水のごとく「上昇志向」は強烈です

水は冷えた印象とばかり認識すると、熱傷します


それでいて本来の落ち着きもある、推理性にたけ、洞察力に秀でる数理

、、、、、1数理の凄みがある


十全としての1数理とは、対向する場所にある1数理です

とらわれはない、自分の目指す方向にばく進する1数理です

それだけに秘密ごとは得意ではありません

人の心をひき寄せてしまう味わい、疑うこともない、

情にもろいところもある数理でありながら、

それを下支えする、「人の本質を見抜いてしまう」特性が裏打ちされています


が、反面、、、、破壊性、破局性をおびれば、隠し事ができないところから、

あからさまになりすぎる

謙虚さに欠けてくる、秘密が漏れる、拡声器的気質、

隠していた悪事がで漏れてくる、

あからさまですからこれ見よがしの面がある

日を浴びた環境にありますから、欲望も行き場がなくなってくると

爆発する、、、


註)

このように吉凶両面対極としてあるのが数理であり、

一例をあげれば

【まだ見ぬ・1、埋もれた歴史的遺跡・2を、発見・9】、、、、する数理

として現れる条件もあり、また、

【秘めておきたい・1、人の隠し事・2に、異常な興味・9】、、、、を持つ

と出てくる場合もあるわけです

これが各数理4方向あり、中心をからめて5となります

これが「時間」、「場」、「言語」、「条件」などにより、

現象の現れかたも異なってくる

条件次第では

【人の秘密や隠し事に対する嗅覚1・2として才能を発揮・9】、、、する

職業あるわけですから、人間社会自体が十全としてあるモノのようです


西の1数理

上昇志向の強い東の1数理とは一線を画する数理形態です

酉の場所にある1数理ですから、秋の季節感あふれ、内面に向かう習性となり、

収穫の時であり、一日でみるなら日没前の忙しいひと時でもある

大きく成長しようというより、冬を越す準備の時であり、

「中身の質」を充実させよう、作物を蓄積しよう、築き上げたモノを護ろう

と、保身する1数理です


それだけに計数には明るい、経済観念がある、分析性、直観力、企画力、

冷静さ、落ち着き、物事の経緯を見つめる物静かな態度がある

守りを強固にしようとする働きは、改良改革にも向かいます

が、そのもとにあるのはやはり保身や蓄積志向です


それでいて、常に金銭面に不安がある、、、あればあったで不安な数理です

物事を分析する数理でもあるし、構造や仕組みに興味を持つところや、

そこからモノの働きを改良することに向かう人もでてくる

利殖に才能を発揮する人、蓄財の才、金銭的な勘が働くひと、、、、、、

計算高く打算的なかたもいます


そこから金銭のあるなしで人をふるいわけるタイプ

それは1数理が「酉」の場あることで、7数・8数にからむところから出てくる

金銭と分類のはたらきです

それでいて、金銭・7をいくら蓄え・8ても不安な1数理です

その心底には、家族・8に対しての不安・1をひきずる数理でもある

構造に興味がありますから、体の健康管理にも不安が残る数理です

不安の穴埋めにはならないことを重々わきまえているわけですが、、、、、

金銭の呪縛にまとわりつかれやすい1数理


また、神秘的なことには異常に興味を示しますから

宗教団体の搾取ターゲットとなってしまう、、、結びつきもでてくる

穴・1に、はまった1数理も「酉」から顕れます



このように1数理といっても、

・暗闇で行き場を失う1数理あり、叡智に大転換する1数理あり、

・上昇志向の強い1数理あり、

・隠し事のない熱い1数理あり、

・周囲を堅牢に守る1数理もある


「数理」ばかり夢中に見つめているうちは、どこにあるのかも判らない

 片手落ちの世界でもある

 一年をみても春夏秋冬はある、わけです


1数だから暗い、重い、ない、冷静、基礎、重苦しい、不安、眠る、

潜在性、新機軸、水、、、、、と、いくらでも思い浮かんでくる、

それでも意味合いがつながらないし、、、、、混沌としている、

難解で、読み解くことは難しいのは、

どこまでいっても、

「数」ばかり見ている、

「数」ばかり観ている、

「数」ばかり視ている、

その結果としてのモノです

、、、、、、、

数は循環しているんです、場を変転しているんです

「どこ」にある1数理なのか、

「どこ」にある2数理なのか、

「どこ」にある3数理なのか、

、、、、、、、

そこより始めないと場違いな読みとなってくる


以上、


あとがき

同じ時間と思っても、、、ひとつ数理と思っても、中を見つめると 

広がりを見せてくるものです、、、

結局のところ八百万・ヤオヨロズです

時代の寵児となる大谷翔平君の場合も、南の1数理を持ち合わせている

やはり時代の寵児の所以でしょう       2023・4・2 記