2019年10月3日木曜日

かずたま入門 3 




数霊盤の話をつづけます、井桁を組んだ枡形の数理盤の話です
図にしますと、地球環境をあらわすところの5数理を中心とする数理盤です
基本数理盤と呼んでおり、アルファベットで表すこともあります

 基本数理盤

 4 9 2
 3 5 7
 8 1 6  

アルファベット盤

 J E G
 H A C
 D F B  


1990年うまれならば 1+9+9+0=19=1+9=10=1
生年数を単数化して1数年生まれとしています
この数理盤が現しているいくつかの問題にふれていきます

アルファベットの「 I 」は1数とみまちがえるので、Jとして表現します
すると A~J までですから、9つにわけられる

そのなかで中心のA場は時間質としてのものですから、
実際には「8つ」の場に振り分けられます

それを時間軸としてA場を通して対角線で結べば
EーAーF となる縦系列と、
H-A-C となる横系列を、
あわせて正十字型となり、物事のあるべき本来の姿を表しています

季節とすれば春夏秋冬の四季の彩りをあらわしています
一日の時刻とすれば、朝6時、昼12時、夕6時、深夜0時として、
一日の本来の姿を表示しているものです
あらゆる地球環境の有形・無形のモノを、その『数理盤』のなかに
あらわすことができる、また、あらわそうとしたわけです


これを1990年にうまれ、1数年生まれとなる「人」にあてはめると、
H場・8は、ものごとの出発期をあらわします
E場・5は、ものごとの最盛期をあらわします
C場・3は、ものごとの収穫期をあらわします
F場・6は、ものごとの完了期、また、新たな創成期をあらわします

これをかいつまんで説明すると、
誕生期には6数理の働きが旺盛な環境に産まれている、吉凶にかかわらず
少年期には8数理の働きが強く出る環境である、吉凶にかかわらず
中年期には5数理の働きが強く出てくる環境にある、吉凶にかかわらず
熟年期には3数理・・・・・・・・が、という捉え方でもよいわけで、
その意味では、生年盤とか生月盤は未来予告している盤でもあります

 生年1数盤

 9 5 7
 8 1 3
 4 6 2

このように、その年の持ち味を強くあらわすものが、正十字型数理であり、
それを包含し、前もって現実投影して見せているのが生年盤であり、
生年盤と対応する生月盤でもある、ということです

つぎに

数理盤をご覧ください、四すみのマス(D・J・G・B)があります
A場を媒体としてJーAーB 、DーAーG となるように結ぶと、
X型十字が現れます
このクロス型十字を『四偶・シグウ』と呼びます
ものごとの『変化態』をあらわし、物事の変化していく姿をあらわします

この四偶は、その名のとおり各マスが変容しやすく、
それぞれの場が2つに分れ、JーAーB と DーAーG を形成します
これも、結びますとクロス型十字を形成します

これは変容体としての十字型で、変化していく過程で、2群にわかれます
「ふたつの十字型」に分かれていくというわけです

「丑・辰・未・戌」としてのJ-A-B、D-A-G 1群4種と、
「寅・巳・申・亥」としてのJ-A-B、D-A-G 1群4種です
四偶は二股にわかれているわけです

1つ目の「丑・辰・未・戌」群は、物事の「変化の兆し」を表します
丑の場ならば、冬から春にかけて積雪の下、胎生したものが成長していく姿
辰の場ならば、春から夏にかけて新緑が旺盛に芽吹いてくる姿
いずれも物事の初期段階として、姿顕れる前の下準備している形成段階、変化

2つ目の「寅・巳・申・亥」群は、物事の「変化の極み」を表します
寅の場ならば、冬から春に向かい胎生した種子が芽となり土から続々顕れる姿
巳の場ならば、春から夏に向かい新緑が梢一面を覆っていく活力ある姿

これに先ほどの正十字型を表す「一群4種」をあわせて  3 X 4 =12
十二支場としての姿であり、数理盤としてならば8つの場に配分されます

数理盤としての8つの場の外側を、四偶には、二つずつ配置され、
下図のようにグルリ取り囲みます
これが十二支盤としていあるもので、数理盤の外側をつつみこんでいます
数理盤としては8つの場ですし、
その外側の十二支盤もとらえてくると、12の場としても捉えられるモノです
この数理盤と十二支盤は1体としてのモノです


  巳   午   未
辰 4 9 2 申
卯 3 5 7 酉
寅 8 1 6 戌
  丑   子   亥


十字型となる1群の十二支「子、卯、午、酉」4種
四偶の「変化の兆し」となる1群の十二支「丑、辰、未、戌」4種
四偶の「変化の極み」となる1群の十二支「寅、巳、申、亥」4種
と、なります

3群12種となり、今という時間の一点で結びあわせてくる
三即一ともなり、時間軸の中の1点としての今と、結び合わせますから
時間軸とあわせて四即一となり、立体となり時を刻み、現象につながります

立体化し回転を始めた数理盤というのは、動態として呼吸し始めるわけです
そこに波動数理が顕れます

現在の時間を、2019年10月3日としますと、
1990年にお生まれのかたの場合、1数午年うまれですから

 1数午年
 
 9 5 7
 8 1 3
 4 6 2   

 X6    

と、なります

1数午年波動
1990~1999 1数午・1数午
2000~2009 2数未・9数巳
2010~2019 3数申・8数辰
2020~2029 4数酉・7数卯
・・・
・・・

現在、2019年ですから
生年、1990年より波動をくりだすと、1数年は10年周期ですから、
男性の場合、生年波動「順流3数申・逆流8数辰」となります

女性の場合、逆流になり「順流8数辰・逆流3数申」となります
数理も逆流し、一体である十二支もあわせて逆流に変化するわけです

ここでは男性波動を観ていくことにします


順流3数申波動

 2 7 9
 1 3 5
 6 8 4   X1・X6

逆流8数辰波動

 7 3 5
 6 8 1
 2 4 9   X2・X9

はじめのうち、なにげに波動を繰り出していると、
何がなんだかわからないわけですが、、、、、

十二支の意味合いや位置を数理盤に合わせ、波動を見つめてくると、
その波動周期の世界に深い意味合いを見いだせてきます

男性は十二支場として「申の場」、順流波動「3数」を一体にみる
(男性の場合、順流は現象変化をみる、逆流は心的変化をみる)

すると

申場ですから、内部環境が激変しやすい場にいるわけです
波動数理3ですから、物事が急激に起こる状態をしめしている


この二つの意味合いからベクトルのように進む方向性を精査し、
「順流3数申・逆流8数辰」となる波動を見つめていくことになる
この場合は、水局形成としてありますからエネルギーは、
北・X6方向に向かいやすいわけです

また、もともと

十二支はクロス斜線にありますから、良いにつけ悪しきにつけ
内部問題として発生しやすく、健康問題、家族関係、身辺環境、
などに変化がおこりやすい、、、、
また、外部問題として顕れる場合も、組織内部、労使問題、などとして
起こる場合が多い

それが、波動十二支からみて、北・X6方向に結果として向かっていくし、
F場の出来事として現象化しやすいわけです

また、

この人の波動3数理は、もともと生年盤C場にある3数理ですから、
財運はある時ですが、生年数1と波動数3より H場ー8ーX1 となり、
相続問題が出やすく、8数つながりで F場ーⅩ6ー8 ともつながり、
権力争いとも読めてくる、縦横に読み広がりをみせていくわけです

話を戻します


この四つのものを捉えることは、
正十字でいえば、E場とF場は対応する場にあり、人の心の世界です
それがH場とC場の横次元に響いてくるわけです
想いも夢も「心」がなければ、「物」に響いてくるものがない
物質界に響くのであれば、心の世界にも燃え盛るモノを秘めている
そんな関係にある縦系列(心)と横系列(モノ)であり、一体なわけです
四つのものを捉えることは正十字型ばかりにあるのではありません

四偶の場合にも云えることです、兆しとしての場でみますと、
D場・、J場・、G場・、B場の場合にもあるわけです
暦日では、季節の変わり目に《土用・ドヨウ》という日を配置して、
季節の変わり目、兆しが出始める時期、として表現しております
1月丑月、4月辰月、7月未月、10月戌月に土用はあります
、、、、、兆しの月日というわけです
ウナギで知られる「夏にある土用」が、7月未月の土用です

寒い盛りの1月丑の土用、春の兆しがうごめき始める
凍てつく大地に息づく生き物に春の訪れを知らせにくる

春真っ盛りとなる4月辰の土用、うららかな春の日差しの中、夏をしらせる
盛夏に入る7月未の土用、秋の知らせを運んでくる
秋色に染まり始める10月戌の土用、冬を迎える準備が始まる
自然の中に現れる働きに、【四偶の兆し】と働きを学んでください

つぎに

四偶といっても、極みとしての四偶は少し様相が異なります
D場・、J場・、G場、B場の場合、すでに季節感が色濃くあらわれ
日々鮮明にその姿をあらわしてくる頃、四偶の極みはその経過でもあり現出

季節でたとえれば
2月寅、雪解けをまちきれずに、日々野山に春の息吹きが顔のぞかせる
5月巳、まばゆい陽射しとともに夏の脈動が樹木の節々に伝播し、
    大地の鼓動となり野山に新緑を色づけ駆け巡る
8月申、夏の日差しを背に受けながら、大樹はそのエネルギーを内に内にと
    向かわせながら果樹のふくらみとなり実を結ぶ
11月亥、厳しくなる寒さの中、それに備えるように落葉で外部を削ぎ落し、
    生命エネルギーを内部に集中させて、来るべく冬に備える

兆しとしてのものなのか、
極みに向かっていくものなのかでは、
働きがこのように異なってまいります
この違いを数理盤にとりこんで、現象として読み込んでいくわけです


例)
2001年生まれの場合
2+0+0+1=3数巳年となりますから、
時間質は3数年、時間場は巳年となりますから、
「J場・巳の場」に「3数理」の意味合いがあると読みます
これが2001年の静態数理です

表現をかえれば、
『巳の入れ物に入っている3数理』の働きです
この意味合いを読み込むことが、観点となります

また、波動周期をみる場合
男性は、3巳→4午→5未→6申、、、、というように3年周期で
数理は3数より、十二支も巳より繰り入れます

女性は、3巳→2辰→1卯→9寅、、、、というように3年周期で
数理は3数より逆流、十二支も巳より逆流します

このように波動周期とともに、「波動数理」も「波動十二支」も、
連れ添って変化する、、、これが動態数理です



それでは、図をご覧になりながら、数理と場の【位置や序】を
確認し、その【質】をとらえてみてください

 数理盤と十二支    alphabet盤

   巳 午 未
 辰 4 9 2 申   J  E G
 卯 3 5 7 酉   H  A C
 寅 8 1 6 戌   D  F   B
   丑 子 亥


F場・1数場「子」
「1」であり「10」としての場ですから始まりと完了のどちらの
意味合いもはらんでおります

物事の起点と終点となるところであり
同時に、一応の完了の場であり、終了の場であります
そこから、再生の場でもあり、復活の場でもあり、再出発の場

物事が産み落とされるのですから、【下】を示します
下火という言葉があるように、物事の【終了】を指します
方位としては【北】にあたります
母体の中、【子宮】をさしますし、【妊娠・胎生】するところです
魂の回帰する【穴】でもあり、【井戸信仰】につながります

波動周期がF場1数場「子」に回流すると、
いかなる数理も、これらの意味合いが働きます
また、そのモノの上に、今後出来上がるあらゆるものを背負う段階的
意味合いより、基礎・基盤をしめし、その人の創業者的意味合いをはらむ

営業開始や開業するというより、その前の段階ですから、
発案するとか、思いつく、などの意味合い
独立にむかう段階の意味合いです
その意味で【十全】です

数理盤を考える時、
「1つ」の盤としてもみられるし、
「1つの盤」にまとめたモノとして見れば、「1束」、「十全」
各マスからできた数理盤は、
各1マスが10段階で構成され、これも十全であり1束ともみる
10であり1です

人物の場合、波動数において、この波動場・Fに数理が回ると、
新機軸となる場、創立者、創設者、時代の先駆者を生む働きがあり、
頭にある草案、想像、試作品、夢想でもあり、休止、眠りの場であります

「創業者としての産みの苦しみ」的な問題を背負う時間場でもあるし、
出産の場としての働きもあるし陣痛を伴う場でもあります
起業する時期としては前段階です、陣痛中での営業のようなものです
数理的にこの時間帯で始めているかたもおられますから、
これも十段階の一つとしての読みとなります


D場・8数場「丑」
冬の凍土に覆われながらも、春の兆しが土の中で始まるときです
草木の種が地中で殻から芽吹いてくる、姿は見せない変革の場とも読める、
変化を知らせずに、土の中では旺盛に春に向かう序章が繰り広げられる場、

波動周期が「丑」ですと基礎台となる場所、
大きな構造物を築き上げる土台となる場です
基礎構造に斬新なアイデアが組み込まれた建造物にもたとえられます、
巧みな建築工法、基礎構造のしっかりした建造物、時代を超える建物です

ここに破局数理がある場合、基礎構造が不安定な建物にたとえられます
下準備ができていない、地盤確認が出来ていない、場に合わない工法
人物では、練習しない、鍛錬しない、目覚めない、アイデアがない、

企業体の場合、社内研修を大切にする会社、組織内容が充実した企業体、
人物では、見えない努力を惜しまないひと、革新的思考のアイデアマン、

破局性としては、組織内にまとまりがないとか不安定、裏目に出る改革案、
出る幕がない、周囲がとまどう改良・改革、組織内の派閥争いが激しく、
その中に巻き込まれる、組織体質と合わない、、、、など
企業的には、組織内部の問題、同族企業間の問題、グループ企業による
取り決め問題などに苦慮するようです

このように、波動周期が「丑」に回流する場合、その波動数理はいかなる
数理が回ってきても、「丑の場」としての働きに影響を受けるわけです
個人的には、、新時代の思想家、改良・改革の特異なアイデアをもつ人、
建築家の才能、蓄財の才、アイデアの才、この場に絡みやすい働きです

健康面では、骨格の健やかな成長、基礎体力が抜きんでている人、
大人への二次性徴、骨折・骨粗しょう症・病変による変異などの
かくれた問題も表す場です


D場・8数場「寅」
雪解けの地表にあらわれる新芽たち
若々しく、活力豊かに陽光を浴び、春へ春へと向かっていく極みの場、
人物なれば変化に強く、活力ある斬新革新的な思考、改革改良型タイプ
また、波動場が「寅」に回ってくる場合、いかなる数理もこの持ち味が
あらわれてきます

また、この「場」に破局性があると、
周囲とのバランスを顧みず、改革推進を行う強引さがでてくる、
思惑の実行に圧力をかける、組織内で圧迫されるとか衝突する、
上位の人においては、部下がついていけない、部下が従わない、
良かれと行う改革が裏目に出る、アイデアが枯渇する、

場の特性としては、家族・一族・組織の問題がつねにからんできます
国家としては、多民族国家による内戦が絶えないという問題を引きずる国、
多民族国家としての利点をうまく生かす国など、時間条件により異なります
個人的には新時代の先導者、また革命的指導者もこの場から現れやすい


H場・3数場「卯」
場にある味わいは、春真っ盛り、爆発力を持っております、出発の数理です
存在感に春の陽光を感じさせます、何事にも才気煥発、物事の表面化する場
また、生年月で「卯」の場に生れている場合、これらの性能をもちあわせます
波動場が「卯」になると、いかなる数理が廻っても、期間中これらの条件が
その数理に働いてきます
波動場に破局性があると、才気に軽率さがあらわれるとか行き過ぎが出やすい
また、表面化が遅れる場合、表面化できない場合、表面化しない場合、
表面化してしまう場合など、場の働きと数理の兼ね合いで
異なった現れ方をするようです

そのほか、物事の表出する場であるということを、わかってくると、
もう一段深く理解しておかないとならないことがあります
良いことも悪いことも、幸も不幸も現れる場所ということです
『自分は3数場・卯にいるのに何でこんな思いをしなくては、、、、』
『表面に出る場に来たのに、なんでこうなんだ、、、、、』
永年の苦労がむくわれてくる場所でもあるし、
いずれもそれまでの経緯と所業がかかわってくるわけで、
これも十段階の一側面であります


J場・4数場「辰」
春にありながら、春に終局をつげ、夏の兆しが出始まる頃
交流の場ですから、ことの始まり、キッカケ、出会い、なれそめ、打ち解ける、
縁談話にからむ意味合い、心を揺さぶるキューピッド的な働きをする場
破局性があると、人間関係にヒビが入る、蟻の一穴的な意味合いとして
あらわれ始める場でもあり、悪魔のささやき的な働きの場でもある

一般的には商談、縁談、交渉、などを具体化形成する意味合い
交渉のお膳立て的な場の要素もあり、未知とのコンタクトの意味合いもある

人物的には、如才なさと相手の心に入り込む機微や交渉のツボをもつ人
商談の場、対外交流・人的交流へ向かう場の意味合い
方向性としては、物事の流れを変える場、乗り替わりの場と云う意味合い

この場に破局性があると、商談流れ、交渉流れ、縁談話立ち消え、もの別れ、
お見合い話もない、意見の相違、紛争火種など、、、、
置かれる数理によりあらわれ方もかわってきます
概して具体的な問題の形成期となる場の意味合い

この場には、水局の意が潜み、
社交性の有無よりも、それを胎生する意見あい
無から有の関係性構築の意味あい
未知とのコンタクトの意味あいなどがあります
これは、「J場・4数場巳」の働きにはありません

表面化に発展する前段階として、
そのモノにまつわる周囲環境にある問題であり、
破壊要素の表面化に向けての問題点でもある

そのような意味をふまえた、交流における吉凶の「兆し」です


J場・4数場「巳」
新緑のころ夏の極みに向かう、虫たちの交配、受粉など、生き物たちの
交流・社交場、人の交流、男女交流、貿易、商業、交易、結婚、など
それらの意味合いから、人脈、顔が広い、顔が利くなどの意味合いともなり、
広く社会に情報が伝わる、伝播する、信用・信頼の構築のときでもあります
生年月がこの場に関わる場合、恵まれた交流環境にあるといえます

波動場が「巳」に回ると、そこに置かれる数理にこの働きがついてきます
縁事が成就する環境の場ということです、蜜月関係でもある、モテる、
破局性が無い場合、この場にあることは、交流・交易・商業面など全般に
円滑に事が運ばれやすい、運びやすい関係、良い意味での人たらし

波動場に破局性があると、モテすぎるわりに駄モノを選ぶ、情報だけ、
観る目がない、モテすぎが高じ慢心から結婚まで届かない、横やりが入る、
ねたみによる悪いうわさ、重箱の隅をつつくような性格、きまらない縁、
すぐに壊れる縁、続かない縁、死別する縁、妬む、妬まれる、イジメ、
国家間の条約破棄、貿易不均衡によるトラブル、渉外トラブル、
評判を落とす、だらしなさからの悪評、友人による裏切り行為、評判が悪い、
相手の立場を無視、一方通行、粗暴な挑発行為などの意味合いがあります

交流の場における働きですから、吉化作用の場合、全般にわたり恵まれる、
破局性が出ると、不評・悪評・中傷に悩まされる場合もあります
4数場は縁の場ですから、周囲による「妬み」の数理でもあり、
モテない連中の非難の的ともなります

そのほか、誰にも言えない外見とは逆転した環境に苦しむ場合もあります
これも十段階の一つの現れです


E場・9数場「午」
数理盤においても天井の場をさしております
人体ならば頭脳に関する働き、作用、業界で云えば、頭脳集団、裁判所、
立法機関を示しております
良きにつけ悪しきにつけ、頭部に関する問題となります
医学界では脳外科でしょうか、心に手を当てて反省するならば頭部ばかりか
心臓外科でもあり、心を治療対象とするなら心療内科でもありましょう

初めにお話したように、F場・1数場「子」とは、向かいあう位置にある場です
E場とF場には原因と結果の関係があります
意味合いを読む場合、向かいあう場を読むことで、原因、結果としての
モノが読めてくる場合も多くあります

存在の全盛期としてのエネルギー発現する場でもあり、
企業体の場合、存在意義と成長力が極限に発揮されてくる場ともなります
叡智の場でもあり、広く周りを見渡せる位置取りでもありますから、
自然、フットライトを浴びる場ともなり、舞台、ファッションも示します

が、

足の裏にまでライトはあたらない、足元を見落としてしまう場ともなりうる
昨今にぎわせている「防災担当」が、状況のあがりがくるまで、指をくわえて
まっていたようなもの、、、、あがりが来なければ動かない、、、、動けない、
足もとが遮断されているのかの確認もとらずに待っているようなE場では
F場の墓穴を掘る原因を作ってしまう
これを防ぐことが出来るか否かの判断力もE場の働きとしてのもの、
F場との深いかかわりがあることが理解できると思います

個人として、識別、判断力、名声、知性、美的感覚、審美眼、的確さ、鑑識眼
一身にフットライトを浴びる場そのものでもあります
これは波動場・E場「午」に回る数理にも、この働きが与えられている
破局性を受ける場合には、過熱しすぎてのオーバーヒートもあります
自信過剰による裁判沙汰もある、才能の慢心よりの誤認もある、
決断ミスを繰り返す場もある、人を見下す場でもある、
春の夜の「夢・9数」のごとき場でもあります


G場・2数場「未」
夏の盛り、秋口の兆しが始まる
外気に目一杯背伸びする樹木の葉擦れの陰に、受粉され創造の実が、
木の実となり、果樹の実となり、秋の稔りに向かって、活きづいていく
木々のエネルギーは外見とは別に、内に内にと向かっている
樹木はそのなかに新しい生命を宿していく、創造の場として、、、、

G場2数場・未の働きを持つとき、夏の活力をかりて、秋の熟成の場へと
切り替えていく、反転した兆しの場です
外見の能動性、活動性、活力から、進取的であり革新的でもあるかのよう
そこからは内部へ向かう秘められた「力」の方向性は読みとれない
どこまでも眩い、夏のひざしのもと葉擦れの陰に本体はあります

外見と内面性がこれほど変わる場はありません、勢いもあります
外見からの活動性は、保守としてのモノです
外部に向かいずらい特性を持っています

ある程度の完成をみた、企業、一族、組織にとっては、心強い位置取り
保守派の代表格としての位置取りにあります
時に、外部に向かう場合もありますが、冲としてのものです

波動場2数場・未に回る場合、いかなる数理にも、守りに向かう様相が、
内部に出現してきます
これは築き上げてきた物事の崩壊とか、環境の変化ゆえのもの
季節感とすれば、夏の終焉に対する予兆を感ずるゆえ、ということでしょう

人物の場も、企業とした場も、そういった位置におりますから、
単にディフェンスに廻ったとか、ガードしているだけだとか
視てしまいがちですが、内部には創造の芽が息づいている、特異な場です


G場・2数場「申」
秋の極みに向かうため、樹木の髄に蓄える外部エネルギーの集積時期であり、
果樹においては一点に集中する胎生のエネルギーによる、創造物の形成期
やがて、
稔りを樹木全体に蓄え、万全の完成期に向かう、収穫の準備のとしての場

波動周期が2数場「申」に回流すると、波動数理にはこの働きがあらわれる
内部に創造し胎生したものを完成した姿に導く、現象化させる働きです
これは、吉凶どちらの働きにも、経緯としても踏襲する段階となります
悪事の草案が具体化してくる段階とみなすこともできます

物事の経緯において、
守りが強すぎるきらいがあるのは、今は蓄える時という意識からでもあり、
創造の発芽のために必要な一点集中の場としてのモノでもありましょうか

この数理世界も10段階ありますから、尻すぼんでいるとみると、
足をすくわれるのは、見ているこちらかもしれません
吉凶や善悪を超えた創造物を現実化させる「この志向」は、
この人物・組織・国家の内部に秘められたものでもあります


C場・7数場「酉」
夏からすぐに稔の秋が訪れるわけでもなく、
エネルギー変換の過程としての四偶の場をへて、秋になるわけです

十字型をひとつの群としてみるなら、この場は四季の彩としての一方向を
表しております、、、、人社会では財運と呼ぶ場です
・いかなる理念・想念・構想を思い描いているのか ~F場・1数場
・思い描いた想念の具体化として、起業・行動化を始めたのか ~H場・3数場
・いかなる叡智のもとに全体をとらえようとしているのか ~E場・9数場
・そして今日、この場に向かってきたのか ~C場・7数場

C場・7数場「酉」の形成は、F場・H場・E場の結果としてのもの、
これは他のF場の形成、H場の形成、E場の形成においても同様です
十字型は相互に互換し共鳴し構成しあうモノです
内外のエネルギーを成長エネルギーとしてとりこみ、また、
成熟エネルギーとして変換し、刈り入れ収穫期に適した姿へと向かわせる

人間社会では収穫期ですから、越冬するに耐えるだけのモノを刈る(7数)
時間場でもあります

このC場・7数場を充実させるには、一つの道として
対応する場であるH場・3数場との兼合い強化があります
始動に「春」H場・3数場 に活動作用として、活発に汗して良く耕せば、
収穫の「秋」C場・7数場 に多くの稔りにつながる関係が成り立ちます

そのほか、年齢に関係なく健康であるかぎり退職後に、ご家族でご商売を
始める場合、波動周期がC場・7数場酉に回りくる場合にも成り立ちます
この場合、
・破局時間帯とならない方が経営者となること
・波動場がC場に回りくる方を経営者に据えること
・発起人であるあなたと、経営者となるかたの関係で、破局性がない
 ことで、ご商売をはじめるのがよろしいわけです
 が、
・波動場がC場・酉に回っても、波動数理が破局数となる場合は破局が出ます
・波動場が破壊数となる場合は、破局性が出ます
・ご家族がともに破局期であると、ご商売に向かない時期となります

破局期ですと、金銭的にまつわるトラブル、出来事につながります


B場・6数場「戌」
秋深まり、一年の農作物の刈り入れが完了する、初冬の兆しが現れる場
充填・充足・充実・満配にした数理「6」数が順流・逆流に回流することで、
そこに一体「合」としての「8」数があらわれる、蔵、倉庫、保存する
意味合いが、あらわれる

6数理が回流するとは、順流・逆流の流れがまじわるなか、6数理が
1数理とも10数理とも相互対応することで、8数理が上下一体に
形つくられてくる、、、、(ここでは10数理も単数1数理として表現します)

197654321
679123456

充実した6数理は、大地に8数理としての「蔵・8」を作り出す
あるモノは大地の肥料と成り、あるものは小動物の力も借り遠くまで運ばれ、
あるモノは落葉の絨毯に敷きつめられて冬を越す
いたるところ、大地に恵みをあたえ、蓄えが完成するわけです

この見方は一方の観方であります

ダムの放流においても云えることですが満配・6数理になった状態とは、
崩壊・8数理の状態をも示します、、、、、ほっとけば、決壊・8数理状態
崩壊の数理も8数理です、、、、熟した果樹は落ちる・8数理
広く落葉・8数理の絨毯に紛れていく、、、、、と読むことも出来ます

樹木の果樹も、収穫期にあわせて実ったわけでもない
自然に任せれば、爛熟して腐り、土へと帰る自然律にある、、、
これも自然にある6数場のはたらきです

この6数理が発現するには、大地としての2数理が
順流・逆流に回流しなくてはあらわれてこない
これは大衆・民衆としての2数理が順逆に回流するところに、
リーダーとしての6数理が上下一体の姿を現してくる

自然現象も人間社会の構造も共通のものを見いだすことができます
回流するとは、順流・逆流で、その数理が1数理(10数理)と対応
することであり、図式にすると次のようになります

23457891・・・
19875432・・・

表現を変えるならば
6数理があらわれるのは、大地としての2数理が存在し、回流するところに
順逆交流して発現してきます

いま大地~2数理の循環から、「6数理」の話をしております
B場・6数場「戌」のはなしにもどります
冬の足音から冬の兆しをおぼえ、充実した蓄え~8、おしみない労力~2
分け隔てない寛容さ~6、生き物を包み込む包容力~6
大自然の脅威に立ち向かう威厳、B場・6数場「戌」の場としての働きを
お話ししております
波動周期が6数場「戌」に回ってくると、いかなる波動数もこの働きが出ます

破局性が働きますと、場をわきまえない、
威厳と忖度を押し付ける、
2数により形作られていることをわすれた6数の姿、
権力志向とみせかけの尊大さ、力による威嚇、闘争性、
競争意識だけの存在、圧力だけの人、妬みだけの人となりやすい


B場・6数場「亥」
冬の極みに向かう、人生ならば完了期に向かう場、功成り名を遂げた場
同じ6数理とはいえ、冬の始まりとしての場、1-6水局の胎生の始まる場

この場にある6数理はムスビの10・1=2つの世界へと向かう
10数理の完了・1数理の胎生

6数場「戌」を満杯状態とするならば、
6数場「亥」はそれを引き継いだ状態であり、爛熟期からの腐れも始まる場
これを入れ替わり・8数とか、乗り替わり・8数と読みますか
6数は再出発の準備段階・2数の場と呼ぶべきでしょうか

B場・6数場「亥」は本格的に冬に、さしかかる場としての働きとしましょうか
隣接する真冬F場・1数場「子」とのあいだに現れる1・6水局作用は、
胎生期に向かう経緯の意味合いとよびますか


また、
3456789
19876543
これを、土に帰る段階と即物的に捉えるか、つなぎとしての下準備なのか

または、
1234567
6543219
これを、入れ替わり・乗り替わりと捉えるか


満たされた姿、充足した姿、富裕層としての6数理
満配で身動きの取れない、爛熟期にある6数理

完了した姿、十全なる姿としての10数
胎生する姿としての1・6水局作用

完了としての10数⇔5・5 からの腐敗と再生、
復活の世界としての10・5土局作用

これらを包含する
5・6 / 10・1  / 11~ 産霊の世界

1 10
2  9
3  8
4  7
5  6
6  5
7  4
8  3
9  2
10 1

このようなところから、この年の生まれのかたには
創造力を持つ人、洞察力のある人、霊性を持つ人など、先見の明をもつ人、
次代を見据える人、などあらわれます

また

破局性の有無にかかわらず、腐敗や再生にかかわる人・組織、
再生医療・事業、未来科学としての復活医療・事業・職業・組織、研究者、
科学者、業務または関係者、冠婚葬祭業、

以上、



あとがき ~ 知っていることも、わかっていることも、できることも、
       みんな素晴らしいこと
       進んでください