2024年8月17日土曜日

かずたま入門 13

 *当ブログは数霊占術 墾 監修によるものです


今回は4数理についての考察です

何処からともなく「4・シ」だから死に通じる数だといわれています


ところで

わが国では、【神おろし】で数を謳う時

一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、 の言霊は

ヒ、フ、ミ、ヨ、イ、ム、ナ、ヤ、コ、ト、 音として唱えております


神おろしに唱える音にシ音としてはふくまれません

別物のようです

この4数理ですが

数霊では、まとめる意味合い、まとまる働きがあるといわれています

その理由も訳判らぬままに

その意味合い、それがどこから来るのかも、棚に置き去りです

判らぬままに記憶していく事はむなしいことです

が、まずはそこから入ります


4数理は調和を意味します

組織内での調和、仲間うちでのつながり、結びつきでもある

たとえば海外に向かい、その国の内情も知らぬままに溶け込もうとするとき

相手の需要に合わせモノを用意し調達する、機嫌取りです


言語、調和、柔和な態度、ジェスチャーを織りこみながら、

交流を、計る・図る・測る・量る・謀る・諮る・はかる

・・・・すべて4数理のはたらきと意味合いです


次は

具体的に4数理を見つめます

幾何図形としてみていきましょう

ものごとの交流を考える場合、空間の中の出来事として考えるわけです

「空間」は縦・横・奥行きからなる六面体として認識することができます

数霊ではそこに存在する人間としてのありかたを八面体として捉えます


八面体は上下ふたつの四角錘の合体としても認識できます

この八面体の頂角は、六つあります

各頂角はそれぞれ四つの面から構成され、

それを包み込んでいる空間としての六面体の各辺の中心につながります


この六面体と八面体の図形のつながりより、

あらゆる4数理の意味合いが顕われてきます、たとえば

現象化するためには六面体の1辺の中心点に、

四角錘の4つの辺から構成される頂角の1点が、

交流することで現象と成るわけです


人間として社会とのつながりを考える場合、

八面体と六面体との接点として認識できます


八面体の4辺からなる1頂点は

六面体の1辺の中心点へつながり現象化、事象化してくる


ここより4数理は形のままならないものが具現化され現象化した姿とも、

また、築き上げたピラミッドが六面体とふれ、具体化された姿ともいえます

表現を変えれば、4つのモノが1点に集まり現象化してくるわけで、

そこから、モノをまとめる、モノを集合させる意味合いにもつながる

4数理には野菜の意味もありますから、スーパーなどの意味も出てくる

「八百屋」さんという日本語表現はここからも来るようです


そこから、調和、メッセンジャー、交流、

友人、友達関係、社交、結婚、調査、交易、貿易、異性交流、条約、など

社会的な広がりをみせはじめます


4数理は、調和をとりまとめる意味合いもありますが、

この八面体は、上下二つの四角錘として見ることもできますから

分裂、分離のはたらきも時と場合によりあらわれるわけです

図形を観たら、良いとこどりではいけません

モノには常に両面があり、時と場合で現れる姿も異なってきます

図形としての話のあとは、図形を平面化した、数理盤より、話を進めましょう


  3 8 1

  2 4 6

  7 9 5


4数理のはなしを進める場合、言葉で話しているだけでは、題目を唱えて

いるようなものです

4数理盤をみていきます、生年数が4数年生まれの場合、親切な受け答え、

柔和な面持ち、周囲との調和を意識した考え方ができる人、、、、

など、温和な人物としてとらえられます

これは、物事の現象化される「初めの段階」において、親切であるわけです

H場・3数場に2数理があるからにほかなりません

また、

表面化する前の段階であるG場・2数場には1数理がありますから

行動化する以前に、冷静な推理性、洞察力がきめ細かく働いている、、、、

その結果としての、次段階においてのH場・3数場に2数理が顕れ来る

わけです



次に

初めの段階で、親切さを人為的に計った接客をしたとしましょうか


この場合、4数理盤のほかに応対の初期段階でサービスをアピール

するわけですから、4数理をH場につれてきた状態です

6数理盤をともにみていくわけです

すると


  3 8 1   5 1 3

  2 4 6   4 6 8

  7 9 5   9 2 7

  4数基本場   マニュアル化


となります

4数理が意図的に、

H場・3数場に置きますと、J場に5数理が回りこみます

3-5の変化が顕れ、「突発的な出来事」にほつれがあらわれやすい

この、管理されたマニュアル接客の「突発性に弱い」ところを

カバーする必要があるようです


A場には6数と4数が置かれた状態となり、

てんこ盛りの接客となりますが、マニュアル化した接客ですから、

J場・交流・社交の場に3-5変異が現れ易い


このように、数理盤は「たんに数理盤を読む」ばかりではなく

読みたい数理を読みたい場所に、持ってきて解読を行う場合に

その数理盤と対応考察することもできます


この場合、解読することに限定されてきますから、

運命判断の場合とは異なり、グローバルに読み進める必要はないわけです

求める内容を突き詰めることに、終始した読み方をするわけです


問題はそこに独善的な読み方となってしまうとか、

劣情を呼びさます内容となる場合が出てきてしまうことです

自動的に運命判断にも影響、支障を与えてしまうことになります

そこに、鑑定家のレベルの差が歴然と現れてきます



4数理は人気のあるモテる数理としても受け取ることができます

同時に、ねたみやっかみを受ける数理としても受け取れますから

それもみつめましょう

これは本人みずから招く場合があります


4数理は破壊性が顕れるとき、裏の7数理として働きます

ひびが入る、かたくなになる、融通が利かないなどの意味合いが

あらわれる、柔和さが損なわれ、自我が出る場合です



 3 8 1   6 2 4

 2 4 6   5 7 9

 7 9 5   1 3 8

 4数基本場   破局性の場合

 x3      x9


ここでは、

4数理盤の4数が、G場・2数場にある1数と、重なり破壊性が

現象化してきた状態をみていきます

この、

4数理盤と7数理盤の対応は、

4数理盤が7数破壊性をあらわした状態を

「具体的に、数理盤で表出した破壊読み」を、観たモノです


いわば、7数という破局性を具体化し数理盤に置き換えて

4数理盤と対比したモノと理解ください


4数理盤と7数理盤が生年月で重なる場合や、

波動数に4数理と7数理が対応しているなど、

具体的な読みには、問題ありません、

誤解なさいませんように




話を続けます

1数には見当たらないとか、判らないとかの意味合いもあります

そのG場に入っていくと、

「周りからは何考えているのかわからない」、、、、と、観られます


ここでは、4数理を見つめているわけです

4数理が1数にG場で絡んだ環境でおこる現象、、、

あいまいな世界での、「心の機微」の話です

となりのC場にある6-x9は、他者からは理想の誤認

として受け取られてしまう状態です

理想・6数が、J場・x3とC場・x9と、からまり破局しますから、

6数の理想とは明らかに違う別モノとして受け取られ誤認される

訳のわからぬ者としての、憶測からまわりのひとに、

反感を持たれるわけです


以前に2数理のところで、2数が盤面を飛び越えて作用する、

移動するお話をしました

現象界では2数理以外に、そのようなことは現れてきませんが、

今、ここでは「心の中」を見つめています

ねたみの分析は心の中の問題ですから誰にでも起こります




深入りしました

判らなくなった方もおいででしょう

ここで、もう一度基本となる、4数理盤からみていきます

理解するうえで基本となる、4数理盤の観方を繰り返します


4数理の働きを4数理盤からそのままを見ていくと、、、

 4数理盤

 3 8 1

 2 4 6

 7 9 5

 x3


たとえば、F場に9数理があることに気づきます

9数のはたらきとしては、明るく照らす意味合いがあります

場所はF場にありますから、時間でいえば夜中です、季節なら冬

暗い場所にある9数ですから、見えないモノを照らす意味合い

凍てつく寒気を温める暖炉の意味合いです

そこから

隠れている才能の発見、潜在性の発掘、埋もれているものの発見、

暗い場所にあり、光を当てるのがこの数理ですから、ほかにも

たくさんの読みができます

また

この数理の特徴として潔癖症の人が多く出ます

これは4数理生まれの人が、北にある9数理と金局するところ

から顕われる特徴です、そこに1数場の視えないモノを視る、

そこから人の裏を観るひと、出されたものに手を付けない人、

警戒心が無意識にでるからでしょう、食事には人一倍神経質です

この辺りはギリギリのところです、破局性と隣り合わせのところで

破局性が強く出ると神経症、心が開けない人もある

このように社交性の数4数理にうまれても、社交性豊かとばかりは

言えません、人それぞれ千差万別です

数理盤の数理をことごとに読んでいくと膨大な量となります


また、以前にお話ししましたように、数理は数理だけで動くもの

ではありません、そこに十二支が働きます、場のはたらきです

4数理の場合、「子・卯・午・酉」の4つの場があります

現象に現れるには顕われるだけの理由があります

4つのモノが集積して現象化する

始めに話した通りです


同じ、4数年9数理と云えども、そこに十二支が付随してくることで

意味合いも働きもさらに開けるわけです 〈各自精査〉



つぎの話にうつります

4数理を数理盤としてみると、3数の破壊数がついていることがわかります

4数理は社交性を意味します、人とのつながりの数理です

また

人は交流の中で言語を通さなければ、意思疎通ができません

「言語」は、3数理が示すモノです

そこに

「破壊・ハカイ」としての3数理、

「八開・ハカイ」としての3数理があります

良いはたらきと悪い働きです、初めのところで話しました

その3数理を吉凶合わせのみ人間交流に計る数理が4数理です


その頂角としての一点、、、先端がふれることで現象化する

頂点が3数理のはたらきです

その3数理であらゆるものは現象化するわけです

それがH場・3数場の意味合いにも通じるわけです


話しを戻します

先ほど4数理は破壊性が出るとき、硬くなる、融通性がなくなる、

理屈ぽくなる、癇に障る、など7数の破壊性として現れると話しました


こんどは、破壊される場合の話です

4数理盤には3数理が、破壊数としてJ場にあります

社交性・4に必要なものも、言葉・3です


話過ぎてしっぺ返しを食らう、出しゃばりすぎなどの意味合いです

言動に節制がなくいきすぎから、カウンターを食らうわけです

このように、社交性を培うのも3数理です


1数は2数を産み育てるし

2数は3数を培うし

3数は4数を培う元になるモノです


破壊性が心の内内からわき出る場合もあれば

外側からの破壊性を食らう場合もある、、、、、

破壊にも内外2種類ある、これも理解する必要があります


人間関係において、良いことも悪いことも、また吉数も凶数も

招くのは3数理です、言葉なんです

むしゃくしゃしているときは、心の中でああでもないこうでもないと

考えている、、、、考えることは、内なる言葉・3です

だから事故する

また

周囲をわきまえず、言葉を発すれば、痛い目にも合うわけです

何もしゃべらない、心を開かない

これも3数理です


言葉は社会の窓口ですから、人間関係・4の原点にあるモノです


自らが7数破壊に招かないためには、2数理の働きを心掛けること

自らを3数破壊から守るためには、8数理としての節度を護ること

心の段階で「合局を築き上げる」ことです



4数理についてのお話をしてきました

このように周囲にきめの細かさを見せる4数理ですが、ときに、

反転する場合が起きます

ご自身の意思で行動する場合には、協調性がありますが

そのぶん、

他者の補佐的な要素に置かれるとき、

また、

関係者の圧力などで自由が利かず自分の意思が通らない場合

粗野な行動を行うのも4数理です

押し付けられた物事には粗雑な行動もします

利害のない身近な人には、粗暴なふるまいなどで、

驚かせることもあるでしょう

これは、4数理の破壊性があらわれたときです


これは、4数理の持つグローバルさですか、ともいえます

グローバリズムな考え方ともいえるし、

日本人独特の「与えられた役割には心血そそぐ」という考えから

世界的な考えとしての、「役割に忠実、それ以上も以下もない」

とする考え方に一番近いのも、4数理を持つ方たちだからの

持ち味と云えるかもしれません

現代においても古来からの見方考え方を踏襲している日本人より、

より外国人に近い考え方のできる人であることが理解できます


今回は4数理の働き、、、こころの置かれる位置により左右される

数理の現れ方を吟味してきました


以上、    2024・09・13記



修正 ~ 2024・09・14