*当ブログは、(株) 墾 の監修によるものです
引続き、 2数理の話をしてまいります
ここでは十二支配置数理盤よりみつめ「破壊数」表現をとらずに
それを持ち味としての 「+・ー エネルギー」として認識し、
丑・辰・未・戌 の4つに配置展開する2数理を
働きから、方向性から、質変化から、持ち味として捉えます
生きていく過程でどなたでも、
現在までに、ここでいう十二支による2数理波動はだれでも、
経験している波動だと考えます
それは生年数理、また生年波動数理として、
あるいは命数として、または命数波動として、
また姓名数として、姓名波動として経験していることと思われます
、、、、それらの経験をふりかえりながらお読みください
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十二支の丑方を含んでいるD場に、2数が配置される場合から観ていきます
「丑・2」配置数理盤です
丑・2数理盤 基本数理盤
7 3 5 J E G
6 8 1 H A C
2 4 9 D F B
この盤は、生年盤や生月盤の、8数年月盤ではありません
丑の方をふくんでいる、数理盤のD場に、2数理が回り込んだ
十二支配置数理盤です
2数というのは、5数を中心とした地球環境における基本数理盤で、
G場に配置される数理です
よって、中心の時間質の影響を受けながら、G場のはたらきや、
その持ち味を発揮するわけです
この2数が、対向するD場に回り込んでくる配置数理盤が、
「丑・2」配置数理盤となります
中心が8数となりますから、変革・改革・改良の働きもあり
考え方も革新的です
また8数は壁でもありますから「壁」となる障害や、変化に
あたりますと、その方向性を大きく転換するところがあります
これは通常、目に見えるわけではありませんから、
思いがけないかたちで突然に起こる特徴を持っている数理といえます
「丑・2」では、2数は元々の配置とは「対向」に回り込んでますから、
基本場のG場に戻ろうとする意識が、つねに働いているところがあります
人間でいうならG場・母に惹かれる傾向があるし、
2数としての、ふる里回帰意識が強いところがあるわけです
この十二支配置数理盤の中でも、「丑・2」数理はDーAーG 斜線にあり
変動しやすく、対応する物事の数理によって大きく吉凶が変わりやすく、
まわりの影響を大きく受けるところもあります
これが、吉化作用の強い時間帯であっても、2数の破局性を帯びていたり
2数破局期にある物事、2数破壊期にある人物と交流すると
そちらに惹かれるところがあります
配置的に冬の位置するところにありますから、
現象化がゆっくりと動く数理でもあり、凶作用の時間帯でも、
破局作用が顕れにくい面もある
その意味では緩和作用を受ける条件もありますし、なかなかと
つかみどころのない人物としての数理です
D場は基本数理盤では8数理のある場であります、そこに
土台・2数が回り込んでいます
きめ細かく・2数、つみあげる作用・8数を持つD場です
黙々と基礎を積み重ねていくところもあり、努力家でもあります
これから築きあげていくものごとの良否をきめる位置取りであり、
場のはたらきとしてはD場ですから、動きとしてはゆっくりです
忍耐強く物事を積み上げる意識が強い
一日として観るなら、深夜をまわった未明のころ、寝静まった時
季節として観るならば、雪の降り積もる冬、春まだ遠いとき
そのなかにおいて、
草木なら春を待たず地中深く根を伸ばし土台を築きあげ始めている
めくるめく春に向かうための下準備のときです
D場にある2数ですから、家族にたいしての愛情の積み重ねも人一倍です
心の奥底、家族を想うやさしさ、家族愛、人知れず注ぎ込む愛情、
無償の愛、同族や仲間への慈愛も秘めている
考え方は革新的ですが行動は穏やかです
ただ不当、無用な圧がかかると、それをはねかえす反発心は強い
それに従わない抵抗する頑固な面、ねじ伏せると反発心が潜みます
根深さと頑固で、投げやりな面、粗野な面がおもてにでる場合もある
また、はっきりしないグズな面、何を考えているのかわからない
損な面も現れます
信仰心は大地に根差す自然信仰が自然に流れ込む体質ですが、
時として新興宗教に取り込まれるとか、向こうからやってくる
そのなかには、『自然の中にも浄化されていないモノ』は在り、
盲目的に信じると振り回されたり、憑依作用をうけることもある
常に自身で心の浄化を心掛けるべきですし、
妄信することを避ける心がけと、
それを認識する考えをもち、叡智を磨くことです
その意味で「修行」ならば、いつやっても良いということもなく
つねに時と場を考えることです
叡智は考えることから始まるわけですから
註)
憑依作用というのは本人の意識とは別に、勝手に割り込んでくる、
くつろぐことを許さずに語り掛けてくる、話しかけてくる、
視たくもないのに顕れるとか見せてくる特徴があります
状況としては統合失調症と共通のモノがあります
神は、視えたり聴こえたりする次元にはありません
その時点で、憑霊現象と「認識」することです
認識すれば時間とともに離れます
「辰・2」配置数理盤
辰・2数理盤 基本数理盤
2 7 9 4 9 2
1 3 5 3 5 7
6 8 4 8 1 6
3数生年月盤ではありません
「辰・2」配置数理盤 という
十二支の辰方位に2数を配置した数理盤です
朝日のしっかりさした時間帯のころの2数です
j場・4の場にある2数です、周辺に細かく気が付く2数理
4数はネット社会でもありますから、情報集積の速さをしめす「場」に
ある2数理ですから、細かく周りの情報にも敏感です
また、中心は3数ですから、進んで自分から情報を収集する2数理です
周りが気になって仕方ない2数理でもあり、まわりの言動に振り回され
やすいところがあります
AIフェイクニュースに振り回されている現代のネット社会そのものです
破局性として顕れると、情報に聡いがそこに誤りもあり薄っぺらい条件
また周辺のことが気になって仕方ないとか、進んでそこに顔を
突っ込むところもある
また、2数理が生年月数、生年波動数としてあるのか、
命数として、命数波動としてあるのか、
名前の構成数にあるのか、波動としてあらわれているのか、
などによっても、現象の顕れ方は変わってきます
特に、名前構成にある場合は、現象に一番近いので、落ち着きはない
そわそわしている人物、せわしない人物として観られる
他人事には思えない、頼まれれば嫌とは言えない優しさがある
勤勉でまじめな方が多く、感覚は鋭く感性も豊です
他人の争いごと悩みごとも、自分のことのように心を砕き
相談にも親身となりますから重宝がられる面もありますが、
行き過ぎる面もあり、周辺の人には少なからず、
こまかすぎて気疲れをさせたり、おせっかいが行き過ぎ、
しつこくしすぎてウザがられるところもあります
つねに心が周囲に向かいがちで、自分のことは後回しになるので
行動が限られてしまう面があります
この数理の場合も、周囲に惑わされないだけの叡智をつねに磨く
意識が必要となります
とらわれなく自分の中に
何か仕事でも研究でも学問でも掘り下げることにより
自分に眠る叡智を呼び覚ますこと、集中力を培うことです
「未・2」配置数理盤
未・2数理盤
4 9 2
3 5 7
8 1 6
基本数理盤にある、本来あるべきところにある2数理です
良きにつけ、悪しきにつけ2数理のあらゆる働き、作用を
持ち味として包含しているのが、「未・2」配置数理です
中心には5数理が置かれてますから、バランスよい2数理です
が、強引な面が出るときもあり、どっしりした肝っ玉母さん的な
ところもあります
自分を絞り切って次の世代につなげる、強いモノがある
器用なところと、強引な面もあり何でもこなすところもある
育成、補佐、介護、援助、教育、保育、看護、など命を吹き込む
何もないところから、造り上げてしまう特異な能力や、
創造性はかけがえのないものです
社会的にみれば、生産業・製造業全般も意味します
今日の社会の礎、基幹産業としてあることは確かなことです
また、農産業や国土開発に尽力する意味合いから資源開発など、
広範囲にわたる業種でもあり、不動産、インフラ開発にも
つながります
個人の土地の「使用作法」に準じるものがあり、
国家として、これらの時間帯に土地開発、インフラにかかわりますと、
談合あり、乱開発あり、国民感情というアレルギーを引き起こす
ことにつながりやすい
時流に紛れ、業者との癒着、なじみすぎによる国土環境破壊、
当初目的と食い違い、違和感、軋轢、などを生むこともあり、
国家の中心産業としては、不安定要素がある
その意味では国情に揺さぶられる、産業、業種です
同様に
家庭において、母親を中心にすえると家庭は崩れてきます
2数を中心に据えると、8数が破壊する現象で、自然律と云えます
これらのことを鑑みながら、吉・凶どちらの働きが現象化するかは、
開始年月数理やその波動数理次第となってきます
ここでは、十二支配置数理盤による数理の持ち味を見つめております
「戌・2」配置数理盤
戌・2数理盤
9 5 7
8 1 3
4 6 2
この十二支配置数理盤にある2数理は、
さきほどのJ場に置かれた2数とは、対向するB場にある2数で、
同一回転軌道である交流斜線にあります
J場にある2数理とは対照的に、中心として回転する数理で
自ら立ち止まることは、周辺に迷惑をかけ許されない、
立ち止まってはいられない6数場にある2数理です
一日ならば、日没後、その日の出来事を振り返るときであり、
今日一日を、顧みながら明日への予定に想いを巡らせる時
一年ならば、来る冬にむけての越冬準備の最終準備段階10月戌です
周囲の細かい出来事に心を砕く時間がありません
目的にむかって一心に進んでいく姿
綿密な思考と、対極を見据える冷静さをかね、
洞察力・推理力・知力、そして明日への創造を想う、
中心にあり守備固めに向かう数理で、
表に躍り出るということは、どうでもいいわけです
波動数理しだいで、細かいところがダメ、
動き回る割に実入りがない、
身の回りの細かい出来事をおろそかになる
大きい物事ばかりに目が向く、大ぼらを吹く、落ち着かない、
こまかな隠し事、細かな問題点が山積み、見落とし、
何から何までひとりでやるとか、頼りになる人がいない、
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ここまでが、
クロス十字( X型 )となる、丑・辰・未・戌 の十二支形態です
つねに1つの数理には、4つの数理展開が形成されてきます
つぎに、このクロス十字形態が、
正十字を形作るとき、どのような働きと意味合いを現わして来る
のでしょうか、これをみつめます
以上、 2023・08・30 記
あとがき
よく『運命』云々を口にすることがあります
この宿命めかした物言いを変えてしまうことのできる
ものがあるとしたら『出会い』でしょうか
出会いは大切にしてください