2023年8月28日月曜日

かずたま入門 11-3

*当ブログは、(株) 墾 の監修によるものです 


引続き、 2数理の話をしてまいります

ここでは十二支配置数理盤よりみつめ「破壊数」表現をとらずに

それを持ち味としての 「+・ー エネルギー」として認識し、

丑・辰・未・戌 の4つに配置展開する2数理を

働きから、方向性から、質変化から、持ち味として捉えます


生きていく過程でどなたにも、

現在までに「2数理」がここであらわす十二支をもって、

展開する波動期は経験していることと考えます


それが、生年数理として、また生年波動数理として、

命数として、または命数波動として、

姓名数として、姓名波動として経験していることと思われます

、、、、それらの経験をふりかえりながらお読みください



十二支の丑・D場に、2数が配置されている、

「丑・2」配置数理盤の読みからはじめます


 丑・2数理盤    基本数理盤

 7 3 5     J  E G

 6 8 1     H A C

 2 4 9     D F B


この数理盤は生年や生月の8数年月盤ではありません

丑の方位D場に2数理を配置した、十二支配置数理盤です


基本数理盤において、もともとG場に2数は配置されています

これが、対向のD場に回り込んでいるのが

「丑・2」配置数理盤です、略して、「丑・2」数理盤とします


中心が8数となりますから、変革・改革・改良の働きもある、

また8数は壁でもありますから、「壁」などの変化にあたりますと、

その方向性を、大きく転換するところがあります

これは思いがけない時に起こる特徴があります


2数は元々の配置とは「対向」に回り込んでおりますから、

基本場G場に戻ろうとする意識が、強いところもあります

人間でいうなら母に惹かれる傾向があるし、2数としての

ふる里回帰意識が強いところです


この十二支配置数理盤の中でも、D場にある2数理は

DーAーG 斜線にあって変動しやすく、対応する物事の数理によって

吉凶が変わりやすく、影響を受けるところがあり、

吉化作用の時間帯でも破局性を受けやすく、現象化がゆっくりと

なる場合もあるし、

凶作用の時間帯でも条件次第で破局作用が顕れにくいという、

緩和作用を受ける場合もある、つかみどころのない数理です

これについては後程お話することとします


土台・2数の構成に力を注ぐD場、つみあげる作用を持つD場です

黙々と基礎を積み重ねていくところもあります

これから築きあげていくものごとの良否をきめる位置取りであり、

場のはたらきとしてはD場ですから、動きとしてはゆっくりです

忍耐強く物事を積み上げる意識が強いし、勤勉で努力家です


一日として観るなら、深夜をまわった未明のころ

寝静まった時でもある

季節なら、雪の降り積もる冬にあり、春まだ遠いとき

そのなかにも

草木なら春を待たず地中深く根を伸ばし土台を築きあげ始める

冬における春に向けての下準備のとき


D場にある2数ですから、心の奥底、家族を想うやさしさ、家族愛、

人知れず注ぎ込む愛情、無償の愛、同族や仲間への慈愛も秘める、

考え方は変革的ですが行動は穏やかです


ただ不当無用な圧がかかると、それをはねかえす反発心は強く、

それに従わない抵抗する頑固な面もあります

力でねじ伏せると、反発心は潜みますが、根深さが残ります

頑固で、投げやりな面、不精な面がおもてにでてくるし、

はっきりしない、グズな面、何を考えているのかわからない

性分が顕れます


信仰心は大地に根差す自然信仰が自然に流れ込む体質で、

新興宗教にはふりむきません

が、時として『自然の中にも浄化されていないモノ』は在り、

盲目的に信じると憑依作用をうけるモノもあります

常に自身で心の浄化を心掛けるべきですし、それを認識する

叡智を磨くことです


註)

憑依作用というのは本人の意識とは別に、勝手に割り込んでくる、

話しかけてくる、見せてくるのが特徴で

統合失調症と共通のモノがあります

神は、視えたり聴こえたりするものではありません

その時点で、憑霊現象と認識することです

認識すれば時間とともに離れます



「辰・2」配置数理盤

 辰・2数理盤    基本数理盤

 2 7 9     4 9 2

 1 3 5     3 5 7

 6 8 4     8 1 6


3数生年月盤ではありません、「辰・2」配置数理盤

という、十二支盤の辰方位に2数を配置した数理盤です


朝日のしっかりさした時間帯のころの2数です

j場・4の場にある2数です、周辺に細かく気が付く2数理

4数はネット社会でもありますから、情報集積の速さをしめす

「場」にある、そこに乗った2数理ですから細かく速い


また、中心は3数ですから、進んで自分から情報を収集する2数理

です、周りが気になって仕方ない2数理でもあり、

まわりのひとの言動に振り回されやすいところがあります

フェイクニュースに振り回されるネット社会の人間版です


破局性として顕れると、情報に聡いがそこに誤りもあり

薄っぺらい条件

また周辺のことが気になって仕方ないとか、進んでそこに顔を

突っ込むところもある


また、2数理が生年月数、生年波動数としてあるのか、

命数として、命数波動としてあるのか、

名前の構成数にあるのか、波動としてあらわれているのか、

などによっても、現象の顕れ方はかわります

特に、名前構成にある場合は、現象に一番近いので、

そわそわしている人物、せわしない人物として観られる場合も

出てきます


他人事には思えない、頼まれれば嫌とは言えない優しさがある

勤勉でまじめな方が多く、感覚は鋭く感性も豊です


他人の争いごと悩みごとも、自分のことのように心を砕き

相談にも親身となりますから重宝がられる面もありますが、

行き過ぎる面もあり、周辺の人には少なからず、

こまかすぎて気疲れをさせたり、おせっかいが行き過ぎ、

しつこくしすぎてウザがられるところもあります


つねに心が周囲に向かいがちで、自分のことは後回しになるので

行動が限られてしまう面があります

この数理の場合も、周囲に惑わされないだけの叡智をつねに磨く

意識が必要となります


とらわれなく自分の中に

何か仕事でも研究でも学問でも掘り下げることにより

自分に眠る叡智を呼び覚ますこと、集中力を培うことです



「未・2」配置数理盤

 未・2数理盤

 4 9 2

 3 5 7

 8 1 6


基本数理盤にある、本来あるべきところにある2数理です

良きにつけ、悪しきにつけ2数理のあらゆる働き、作用を

持ち味として包含しているのが「未・2」配置数理です


中心には5数理が置かれてますから、バランスよい2数理です

が、強引な面が出るときもあり、どっしりした肝っ玉母さん的な

ところもあります


自分を絞り切って次の世代につなげる、強いモノがある

器用なところと、強引な面もあり何でもこなすところもある

育成、補佐、介護、援助、教育、保育、看護、など命を吹き込む

何もないところから、造り上げてしまう特異な能力や、

創造性はかけがえのないものです


社会的にみれば、生産業・製造業全般も意味しますから、

今日の社会の礎、基幹産業としてあることは確かなことです

また、農産業や国土開発に尽力する意味合いから資源開発など、

広範囲にわたる業種でもあり、不動産、インフラ開発にも

つながります


個人の土地の「使用作法」に準じるものがあり、

乱開発はそのまま国家としてのアレルギーを引き起こすことに

つながりやすい


このように、

時流、環境、周辺の場になじみやすい、

なじみすぎることによる、当初目的とは食い違い、違和感、

軋轢、などを生むこともあり、中心産業としてはいささか、

国情に振り回されやすく、時流に流されるところもあり、

行き当たりばったりになりやすい、産業、業種ともなり、

周囲や世情の影響を大きく受けてしまう面もあります


ここにおいて、吉・凶どちらの働きが現象化してくるかは、

置かれる年月時間帯や、波動数理次第となります



「戌・2」配置数理盤

 戌・2数理盤

 9 5 7

 8 1 3

 4 6 2


この十二支配置数理盤にある2数理は、

さきほどのJ場に置かれた2数とは、対向するB場にある2数で、

同一回転軌道にあります

J場にある2数理とは対照的に、中心として回転する数理で

自ら立ち止まることは、周辺に迷惑をかけ許されない、

立ち止まってはいられない6数場にある2数理です


一日ならば、日没後、その日の出来事を振り返るとき

今日一日を、顧みながら明日への予定に想いを巡らせる時、

一年ならば、来る冬にむけての越冬準備の最終準備段階です

周囲の細かい出来事に心を砕く時間がありません


目的にむかって一心に進んでいく姿

綿密な思考と、対極を見据える冷静さをかね、

洞察力・推理力・知力、そして明日への創造を想う、

中心にあり守備固めに向かう数理で、

表に躍り出るということは、どうでもいいわけです



ここまでが、

クロス十字( X型 )となる、丑・辰・未・戌 の十二支形態です

つねに1つの数理には、4つの数理展開が形成されてきます


つぎに、このクロス十字形態が、

正十字を形作るとき、どのような働きと意味合いを現わして来る

のでしょうか、これをみつめます


以上、   2023・08・30 記



あとがき

よく『運命』云々を口にすることがあります

この宿命めかした物言いを変えてしまうことのできる

ものがあるとしたら『出会い』でしょうか

出会いは大切にしてください