*当ブログは数霊占術 墾 の監修によるものです
今回もまた5数理と6数理を中心にお話します
軸心の数について話していますが、2025年現在、
地球の公転をみると自転とともに、公転する垂線より23・4度
傾斜することにより進んでいます、今話している軸心です
数理盤において、軸心を彩る数は、どの数理が中心に廻っても同系列となる
数理で形成されます、5数の場合も同系列である2数、8数が軸心の数となります
4 9 2 J E G
3 5 7 H A C
8 1 6 D F B
G場には2数、D場には8数が廻ります
この数理配置が捻じれて見えるのは数理盤を平面認識でとらえるからで、
立体として六面体の表面を、頂角から頂角へ対角線に順次、数を循環しますと
1・2・3・4となり、
5で六面体の中心部に入り、また外へ出て
6・7・8・9と成り
捻じれる部分などなく自然循環のなかに波動の原型を映し出しおります
数理自体は「単数表現」ですからここで完了となりますが、実際は
9→10 (1)→11(2)へと、、、、これを永遠に繰り返しているところの、
大陸プレートの循環とも共通のものがありそうです
循環しておりますから、同時に、一部逆流も働いています
数理盤を見つめますと、5数には中心として貫通する働きが強いところから、
系列としての互換性がより強く軸心に包含されます
5数に2数が関連しますと、きめ細かさも加味され何事にも器用で手八丁口八丁な
ところが顕れる、、、、手先の仕事から始まり、伝統を踏襲する世界の技であり、
日本の歌舞伎など、芸術の世界にも生かされる才能があるようです
5数が8数と関連しますと、組織の統括性に秀でてくる面も出てきます
トップマネジメント、司令塔としての采配、コントローラーの役割を果たすには
うってつけの素養があり、管理部門に優れた才能を発揮する面もあります
多角的視野にも恵まれ、同時に多方面な配慮・指示をこなします
このように一般にはこなし切れないことを管理統制する能力は他に類を見ない
このような良いところばかりではなく、時と場合によっては破壊数の有無に
かかわらず反面作用があらわれます
場においての破局性のみで、破壊数らしいものの無い5数理ですが、
この数自体にあらゆる物事を包含する特徴があり、プラス面・マイナス面が
同居している風味があります
これは5数を中心とした数エネルギーにもあらわれています
123456789
987654321
このエネルギー表現は本来の5数としての性能を発揮するためには、
善悪の鑑識眼、・9数、 善悪を見極める叡智・9数、 プラスエネルギーと
マイナスエネルギーのバランス性のうえに成り立つ統括力を持つ5数理こそが、
完成形に向かうものだということを教示しているようです
が、往々にしてそこまでに至らない5数理をおもちのかたが大半の現実がある
5数理といっても右にも左にも前にも後ろにも上にも下にも10段階の領域です
これを60神ありと説いている宗派もありますが、ここまでで深くは解けていない
それだけ5数領域内でもへだたりがあるし【質に差】があるわけです
数霊思考でみると5数は、吾・われの領域ですから、音霊数より観ると
ワ・46数 レ・44数 となり 46+44=90 となり90の世界を指し
十霊界を表しております、十段階の領域があるのが5数であることを教示しています
ときたまこのように音霊数を使用するのは、言霊が時代によりうつろうからであります
「あなおかし」「いとおかし」といっても滑稽なわけでもない
言語はうつろいやすいものです
クールといってもホットを指している、今の米国言語でも同様の様相です
自然界では、熟した果実は地面に落ち腐れることで、新しい生命を産み出します
このように、5数は統括性ばかりでなく、分割する意味合いも持ち合わせます
これが人間社会では、吉凶にまた、善悪にと、「時」と「場合」によりふるい
わけられるわけです
また5数理といっても年月数理が5数なのか、また、人の生まれにしても
生年月日にあるのか、人名などでは、名前のどこにあるのかで働きも異なります
また、破壊性の有無にかかわらず、その時の気分状況で持ち味がにじみだし、
人間性が変貌するのが5数理です
或る時は、
投げやりとなり、暴れまわる、破壊行動を行う、乱暴な行動へも向かう、
傍若無人さも現れてきます、自由でありたい、、束縛されるのがいやだ、
それでいて周りには理不尽な態度もとる、奔放な気性、力でねじ伏せる、
執拗な性格、無礼極まりない人柄、カネに物を言わせる、、、、、
などの特性が出てくる人は、あちらこちらでお見受けする光景です
とくに質の悪い人のなかには、
すべてのハラスメントは当たり前なことと思い込んで、
目的達成のための一里塚だと信じているふしのある人もいます
崇高な道に向かうための些細な出来事であると、
本気で思い込んでいる人もでて来ます
これらの現象は、国家や会社組織に5数理がからむ場合、
そこに所属する個人にまでその持ち味は伝達していきます
組に入れば組の風味となるわけです
時と場合をわきまえず、
時を選ばず
場を選ばず
事にいどみ事を興すところから破壊現象化を招きます
そこから『自分の居場所がなくなる』という、破局性が噴出するのも5数理です
また、なんとかしようとする自我が働きますからさらに深みにもはまる
2数・5数・8数 のからみより宿業が顕れる場合もある
何代前の因縁が顕れる場合もあります、それが
幾代も受け継がれた結果としてなのか、遺伝子の変異によるもの
なのかは別として、
性分は受け継がれ、
より恨みを買い募り、怨念のよりどころとなり、
それがご自身をふくめ、目に入れても痛くないお子様、孫、ひ孫などに
湧き出てくる、、、、、この場合、自分よりみて5親等内の問題として噴出しやすい
8数・5数のからみとしては次から次に障害が出てくる
2数・5数のからみから、過去の出来事が蒸し返してくる
一族の問題、相続争いが繰り返される
再起を期しても周囲の条件、環境がそれを許さない、、、、など、
複雑にからみ合いが起こってくるわけです
そのほか家系にまつわる条件もあります
名字、苗字の単数が2数・5数・8数 となる画数の「姓」を持つ家系、
に現われる場合が多いようですが、一概に断定はできません
2・5・8は土星といい、土地・伝統・家柄に絡みやすい家系となります
「家」として格式、こだわりも大きいわけです
苗字、名字に「異体字」を使用する場合がありますが効果は定かではない
また生年月日による顕れ方もあります
2数年、5数年、8数年、にお生まれの場合には、
生年波動により、その波動期に入ると噴出する条件もあります
どこへ『行ったから悪くなった』とか、『誰々と会ったからこうなった』などの
言いぐさは掃いて捨てるほど聞く話です
これは周りの出来事や人物に問題転嫁しているだけで5数の持ち味の一つです
自分自身の波動数において自ら招き入れたものです
ここまで数理を、幾何図形より見つめ、数エネルギーの交流より考察、
数霊数理盤よりみつめました
時間を中心に見つめる時もあれば、十二支を中心に見つめる時もある
今、占法としての《十干の捉え方》を織り交ぜながら話しているわけです
十干を読むことは、数理盤の5数と6数を読むことでもあります
わたしたちは現象界にある陽数理5数をみつめているのです、また、
その裏面にある陰数理6数を読むこともあるし、
同じ陽数理盤を形作る陽数理6数を把握することもある
いずれを読み込むこともあるわけです
2023年ならば5数はH場にあります
2024年ならば5数はG場にあります
2025年ならば5数はF場にあることがわかります
数理盤のどこにある5数なのか、6数なのかにより、
その人の志向を読みとることができます
各数理、十二支により4つの条件に配属され、ふるい分けられてきます
ちなみに2025年の条件を詳細に見ると、
十干の「戊・つちのえ」は数理盤F場・5数理となり
十二支の「巳・み」は数理盤J場・8数理がまわり
人干2025年の「二黒・じこく」は数理盤A場・9数理となる
このようにすべて数理に変換して判断していきます
上記は、
人干(じんかん)より天干、地干を見つめております
古き九星を人干とはせず、
現代は西暦をもって人干とします
占術は宇宙を観ているわけではありません
占術は人を観るのです
占術は人の立場でモノを観るのです
占術は人の立場で宇宙を観るものです
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ここでは
数理盤を一歩踏み込んで見つめていきます
5数理を中心 A 場にすえた観方が把握しやすいので、これをみつめます
基本数理盤は地球環境そのものです
5数理を中心とした観方でありますから実社会に密着したものでもあり、
人間の欲望を写し取ったものでもあります
このとき
そしてもう一方の6数理の世界は、潜在性でもあり、精神性でもあります
本人が求める世界、理想とする世界と、みてもよいものが潜んでいます
この欲望の世界と、理想とする世界の兼ね合いを合わせ鏡とし、
どのように「欲望」を理想に向かって昇華していけばよいかを鑑みます
欲望は具現化する以前に心の領域で『昇華する』ことが一番です
卍・まんじ というものがあります
5数理盤の中に卍を思い描くと、あるものが浮かび上がります
合局数理による吸引作用です
4 9 2
3 5 7
8 1 6
卍を形成する剣先がすべて合局しています
3-8、4-9、2-7、1-6 となっております
これは5数を中心にすえた場合に現れる数理現象です
5数は地球環境をあらわしている数理でもあります
5数は人間が本来持っている欲望をあらわす数理でもあります
5数は時間により振り分けられるあらゆる4条件を指します
これが丑・辰・未・戌の「土用」による季節のふりわけであり、
毎年廻りくる時間の循環の変わり目として、年の循環も振り分けています
もう一つ、6数理盤も見ていきます
5 1 3
4 6 8
9 2 7
こちらにも 卍・まんじ の剣先は合局となり顕れています
4-9、5-10、3-8、2-7 となっております
6数理はその人の心の理想世界を描いています
この二つの数理盤を見つめるわけですが、、、、
とかく理想と現実はつながりにくい
この5数と6数を合わせ鏡のようにあわせるわけですが、
そこに大分ズレが生じています
実際にみていきましょう
《5数丑年》の場合
G場・2数が破局されます、妻・母・女性陣による撹乱がおこりやすい家系です
G場・2数破局はとなりにあるC場・7数理に救いをもとめますから、
食事、金銭欲によって破局性をカバーしようとします
この人の理想よりみると
6数理盤ではG場・3数がまわりますが、
G場・3数のままでは、理想との「繋がり」が起こりません
ここで、どのように
5数理にある破局性を、6数理をもって方向変換させるのかを考察します
4 9 2X → 9
3 5 7
8 1 6
5 1 3
4 6 8
9 2 7
2数と3数とは別系列ですから、このままでは解決できません
そこで、《2数理を反転数理である9数理に変換する》ことで、
G場で9数理-3数理と天数系列対応していくことにより
2数の破局性を吉化します
天数系列にすることでつながりをもたせるわけです
2数はハッキリしない、曖昧さです、、、、
あれもこれものながら仕事で決断を先延ばしにすることから、問題化がおこる
2数を反転数理の9数理にすることで対処するわけです
9数は叡智の数、精神の明晰化、鑑識眼をあらわします
決断を延ばしせず明確に道を明らかにすることで解決することを指し示しています
《5数辰年》の場合
B場・6数が破局されます、権威の崩壊、権力失墜、などの出来事により
立場が危ぶまれますから、自然裏から手をまわして補完しようと、
F場・1数理に向かうわけですが、成りません
4 9 2
3 5 7
8 1 6X
↓
Ⅰ・ 2 ・3・4・5・6・7・8・9・10・11
11・10・9・8・7・6・5・4・3・ 2・ 1
5 1 3
4 6 8
9 2 7X
これを5数理盤にある「6数の構成要素である11数とする」ことで、
2(11)ー7火局として対応させ、B場・6数破壊を緩和させます
11数をして緩和させるとは、決断を急がず八方美人を心がけることです
政治的な場面が連想されますから、すでに立場が築かれているわけでしょう
ハッキリ物申すことを控え、日和見的に周りのバランスを見極め、事を荒げずに、
進まないと牙城は崩れることを教示しています
《5数未年》の場合
D場・8数理が破壊されます、永年積み上げたものが崩れてしまう出来事がおきやすい
積み上げた努力が無に帰しやすいところから、常に新しいものに向かう衝動と焦りが
芽生えてきます、周囲を「あっと」言わせたい衝動、、、、、
自分を知らしめしたい衝動がおこりやすいところから、自然語気が荒げてしまう
H場・3数理に向かいたい思いが湧くわけです
4 9 2 5 1 3
3 5 7 4 6 8
x8 1 6 9 2 7
↓
3
6数理盤をみますと9数理が廻っています
5数理盤の8数理を3数に反転させることで3-9の天数系列につながりますから
明朗さを心がけることです、焦らずに会話を楽しむ心、進んで明るくモノ柔らかい態度で
接することでもあります、答えを求めず会話を楽しむことにより新しい叡智が自然
居ながらにして耳へ流れ込んでくる特性があります
《5数戌年》の場合
生まれた時間帯としては、B場・戌の場にある命ですから破局場となるのは
対向するJ場・4数場になります
交流の場所、流通を表わす場所に滞りがでてきます
人間関係の不信感を持たれる座所でもあります
123456789
987654321
x4 9 2 9←5 1 3
3 5 7 4 6 8
8 1 6 9 2 7
5数理盤の4数破局性と
理想を表す6数理盤では5数が廻り込んでいますが、数系列が違いますから
このままでは4数理とは互換できません
6数理盤の5数構成要素となる9数をもって、4-9合局させることで
不評を買いやすい5数理盤の4数を嵌合させることができます
この場合、5数を構成要素9数に変換するとは、自分の心のよりどころとなる、
精神性にふたをせず取り繕うことなく、明らか・明朗・明晰にすることです
叡智を磨くことでもあります
6数理盤の5数のままでは「俺が」という強引さがばかりが目立ってしまいます
ここまで、5数理盤の『丑・辰・未・戌』4つの条件について話してきました
これらすべて精神性を、心の置き所をかえることで、現象が変化することを
教示しています、、、、
つぎの話に入ります
5数理は毎年配置される場所が移動します、循環しているからです
東にある時もあります、南に置かれるときもある
5数が東に配置される年回りの人は行動がスピーディです
早くしないと、、、という不安意識が強いところから、
欲望にダイレクトなところがあり急変します
5数が北に配置される人は、何事にも欲を表面に表さない、ところがあります
奥ゆかしいとかの問題ではなく、欲望が表面に発露しにくい環境条件だけのこと
このように東・西・南・北 5数理の配置によっても欲望の動性は異なります
また、生年数のどこに6数理が廻るのかにより、ご自身の深層にある理想が
ひもとけます、、、、、今回はここまで
以上、 ~後編 2025・10・1記