2025年6月26日木曜日

かずたま入門 15

 *当ブログは数霊占術「墾」の監修によるものです


 前回に続き、5数理と6数理の兼ね合いをお話いたします

 渦の話でしたか、、、、、渦巻いて中心に向かう姿

 中心なるものは渦巻いてくるもの、、、

 そこに周囲を巻き込んでくる力が

 働いてくるようで竜巻なんかも同じですか、人でいうと思念ですか

 これ「一」なる姿です、、、、一成る姿ですから5・6一体の姿です


「太極陰陽を生ず、、、、」という文言より始まる書物があります

 此れは

「一なる太極」が存在して、「陰陽を生ずる」と理解されています

 が、分別する姿から出てきている文言ではあり、これ自体が誤りです

 分別のできない陰陽一体なる姿が太極です


中心の一成る姿はそのまま一体の姿なんです

善あり悪あり、これ一人の人として一体なるものです

善行を施すこともあるが悪心が発露する場合もあるのが人間です


白あり黒あり、

明あり暗あり、

吉あり凶あり、

昼あり夜あり、これ一日として一体です

一体なるものです


合体しているわけではありません

混ざり合っているものとも違います

体内では水と油がエマルジョンに成ってるわけではなく

水あり油あり、これ体内で一体です

現代、この時代には、まだ、造ることのできない領域です


解かりやすく「めおだま表現」をすると、

中心は二つのものが合わさっているんだと、誤って理解されている

、、、、、合体はどこまで行っても合体でしかありません


どこからが昼でどこから夜なのか、吾の立ち位置次第です

渦の話から入りましたので少し難しくなりました

古代の占法として

十干があります、四柱推命などにつかわれています

十二支があります、現象界と異次元の命の、、、、仕様より運命を表そうとしている

九星があります、人間界をあらわす数仕様より、運命を表現そうとしています

、、、、これらは四千年以前にあらわされ、今日まで派生してきている占法です


また、

老子の道徳教には42章の【一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず】

というものがありますが、そこまでの表現にとどまり詳しい表現は省かれております

何故42章に表されているのか、、、、、

これを数霊思考で見つめていきます


今回、お話している「十干」からひもときます

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸

とあります

これを数理変換しますと、


1・2・3・4・・7・8・9・10

となります

逆流に展開しますと

10・9・8・7・・4・3・2・1

となります

この順逆交流の中心にあらわれますのは、

5・6

6・5

となる4つの数で4つの条件につながるものですから

5が善であり6が悪であり

5が悪であり6が善である  という四元論が成り立ちます


一霊四魂は、中心の一霊は一体の姿です

四魂は条件により四つに分けられ

季節として四季に彩られもし一年として一体です

中心に一体なる姿の四つの条件です

四魂も中心と一体です


統括しているのが「時間」です

時間は五つの条件で成り立つことを示しています

留まることなく常に回転し流動している6数理こそ5数理の姿です


5数と6数は1体であり、中心の数となりますから

中心を見つめる時、5数・6数は一体の「1数」としても、見つめることができます

西洋占星学では1数を万物の中心として太陽と、とらえているようです

また

霊は「水」なりとして1数をとらえている信仰もあります

ここに

火であり水である一体の1なる姿があります


5数と6数はくわえて11数となる

11数は順逆に交流しますと中心に6数が産み出されます

1・ 2・3・4・5・・7・8・9・10・11

11・10・ 9・8・7・・5・4・3・2・ 1


この順逆に交流する11数は、2数でもあり、産霊・むすびの数でもあり、

大宇宙をあらわす数でもあります

常に膨張し続け、縮小し続ける動的姿です


5数と6数はかけあわせると

5x6=30 となり

30・霊(ヒ)の姿もあらわしています


5・6を1としたとき30のヒ音は、30+1=31でマ音「間」となります

この「30+1=31」は、命あるものは

土地・場所などの 間・マ において出会うことをしめし占学の根本でもあります

また土地など場所にしばられる魂の条件としての地縛霊は 5 X 6=30

30・ヒの条件の中にあります


これらを見合わせますと、1であり2であり3となる姿が立体表現として

別の姿で、1+11+30=42  として

ここにも映し出されているようです

幾何図形で四つの頂角と中心の一点の姿より5数が顕れる話をしました

そこより

5数には、

流体のすがた1数

固着されるすがた7数

気体となるすがた4数   などの意味合いも包含され風味があらわれます

硫化ガスなどは5数の意味合いとなるし、そこより有毒性も出てくるわけです

これも周りを巻き込む特性の一つでしょうか


巻き込むかたちをとるのは、数理盤においても同様です

中心に5数を配置した数理盤をみていきましょう

 4 9 2    J E G

 3 5 7   H A C

 8 1 6   D F B


この数理盤の GーA-D 斜線は地球の傾斜しながらの回転をしめしています

軸心としてのものであり相互に互換してくる意味合いが強い5数では

貫通する意味合いとして捉えることができます

そこより、G場2数や、D場8数の味わいを包含して読み上げることが

正しい5数の読み上げ方となります


以上、  ~中編    2025・7・14記



あとがき

四千年の歴史を有する太極観の見方、考え方と

現代科学のビックバンに対する見方、考え方、、、、、

大差がないようです