*当ブログは数霊占術 墾 監修によるものです
今回は4数理についての考察です
何処からともなく「4・シ」だから死に通じる数だといわれています
ところで
わが国では、【神おろし】で数を謳う時
一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、 の言霊は
ヒ、フ、ミ、ヨ、イ、ム、ナ、ヤ、コ、ト、 音として唱えております
神おろしに唱える音にシ音としてはふくまれません
別物のようです
・
・
・
・
・
この4数理ですが
数霊では、まとめる意味合い、まとまる働きがあるといわれています
その理由も訳判らぬままに
その意味合い、それがどこから来るのかも、棚に置き去りです
判らぬままに記憶していく事はむなしいことです
が、まずはそこから入ります
4数理は調和を意味します
組織内での調和、仲間うちでのつながり、結びつきでもある
たとえば海外に向かい、その国の内情も知らぬままに溶け込もうとするとき
相手の需要に合わせモノを用意し調達する、機嫌取りです
言語、調和、柔和な態度、ジェスチャーを織りこみながら、
交流を、計る・図る・測る・量る・謀る・諮る・はかる
・・・・すべて4数理のはたらきと意味合いです
【4数理と構造】
具体的に4数理を見つめます
幾何図形としてみていきましょう
ものごとの交流を考える場合、空間の中の出来事として考えるわけです
「空間」は縦・横・奥行きからなる六面体として認識することができます
数霊ではそこに存在する人間としてのありかたを八面体として捉えます
八面体は上下ふたつの四角錘の合体としても認識できます
この八面体の頂角は、六つあります
各頂角はそれぞれ四つの面から構成され、
それを包み込んでいる空間としての六面体の各辺の中心につながります
この六面体と八面体の図形のつながりより、
あらゆる4数理の意味合いが顕われてきます、たとえば
現象化するためには六面体の1辺の中心点に、
四角錘の4つの辺から構成される頂角の1点が、
交流することで現象と成るわけです
人間として社会とのつながりを考える場合、
八面体と六面体との接点として認識できます
八面体の4辺からなる1頂点は
六面体の1辺の中心点へつながり現象化、事象化してくる
ここより4数理は形のままならないものが具現化され現象化した姿とも、
また、築き上げたピラミッドが六面体とふれ、具体化された姿ともいえます
表現を変えれば、4つのモノが1点に集まり現象化してくるわけで、
そこから、モノをまとめる、モノを集合させる意味合いにもつながる
4数理には野菜の意味もありますから、スーパーなどの意味も出てくる
「八百屋」さんという日本語表現はここからも来るようです
そこから、調和、メッセンジャー、交流、
友人、友達関係、社交、結婚、調査、交易、貿易、異性交流、条約、など
社会的な広がりをみせはじめます
4数理は、調和をとりまとめる意味合いもありますが、
この八面体は、上下二つの四角錘として見ることもできますから
分裂、分離のはたらきも時と場合によりあらわれるわけです
図形を観たら、良いとこどりではいけません
モノには常に両面があり、時と場合で現れる姿も異なってきます
【4数理と平面図】
4数理を平面化した数理盤より、話を進めましょう
3 8 1
2 4 6
7 9 5
4数理のはなしを進める場合、言葉で話しているだけでは、題目を唱えて
いるようなものです
4数理盤をみていきます、生年数が4数年生まれの場合、親切な受け答え、
柔和な面持ち、周囲との調和を意識した考え方ができる人、、、、
など、温和な人物としてとらえられます
これは、物事の現象化される「初めの段階」において、親切であるわけです
H場・3数場に2数理があるからにほかなりません
また、
表面化する前の段階であるG場・2数場には1数理がありますから
行動化する以前に、冷静な推理性、洞察力がきめ細かく働いている、、、、
その結果としての、次段階においてのH場・3数場に2数理が顕れ来る
わけです
*人為的な場合について
初めの段階で、親切さを人為的に計った接客をしたとしましょうか
この場合、4数理盤のほかに応対の初期段階でサービスをアピール
するわけですから、H場に4数理をつれてきます
よって
4数理盤と6数理盤をみることになります
3 8 1 5 1 3
2 4 6 4 6 8
7 9 5 9 2 7
4数基本場 マニュアル化
4数理が意図的に、H場・3数場に置いたかたちですから、
J場に5数理が回りこみます
人間関係のJ場に3-5の変化が顕れ、
突発的な出来事にほつれがあらわれやすいかたちです
管理されたマニュアル接客教育は、「突発性に弱い」ところを
カバーする担当が必要になるようです
A場は6数と4数が置かれた状態の、てんこ盛りの接客です
数理盤は「単に数理盤を読む」ばかりではなく、
・読みたい数理を読みたい場所に、持ってきて解読を行う
・読みたい数理に何かを加えた場合、どうなるかの解読を行う
というような、その数理盤と対応考察することもできます
この場合、
運命判断の場合とは異なり、グローバルに読み進める必要はありません
求める内容を突き詰めることに、終始した読み方をするわけです
ただし、
問題はそこに独善的な読み方となってしまうとか、
劣情を呼ぶ内容となる場合が出てきてしまうと支障がでてきます
そこに、鑑定家のレベルの差が歴然と現れてきます
*心の中の問題
4数理は人気のあるモテる数理としても受け取ることができます
同時に、ねたみやっかみを受ける数理としても受け取れます
本人みずからが招く場合をみていきましょう
4数理は本人より破壊的な面が顕れるとき、かならず、裏の
7数理が、作用します
ひびが入る、かたくなになる、融通が利かないなどの
7数理破壊です
本来の、柔和さが損なわれ、自我が出てくる、、、、
これについて数理盤で考察します
先ほどと同じように、破局性7数理盤を中心に呼んできます
3 8 1 6 2 4
2 4 6 5 7 9
7 9 5 1 3 8
4数基本場 破局性の場合
x3 x9
この破局性に入ることは、
4数理が、G場・2数場にある1数理と重なることです
周囲からは何を考えているのかわからない条件です
この、
数理盤の対応は、
4数理盤が7数破壊性をあらわした状態を
具体的に、数理盤で表現した破壊読み、です
7数という破局性を具体的に数理盤に置き換えて
4数理盤と対比したモノと理解ください
くりかえします
4数理盤と7数理盤の運命鑑定を、行っているいるわけでは
ありません
4数理盤と7数破壊の関係を、盤にして読んでいるわけです
誤解なさいませんように
話を続けます
1数理には判らないとかの意味合いもあります
それがG場2数場にあります、2数場はハッキリしない二面性も
示します、、、そこに4数理が入っていくのですから、
「周りからは何考えているのかわからない」、、、、と、なる
周辺を見渡すと、
4数理は、1数と重なり、その内容が判らない
また4数理の下に9数理が数理盤下でCー6-x9とあるので
4数理は、「名声欲」を刺激する
4数理は中心で7数理と重なりますから、「金銭欲」を刺激
してきます
破局性としては準破壊数・6がからんできますから「権威欲」
を刺激しています
このように、4数理を取り囲む環境として
・内容への疑問~1数理
・本物かどうかの学術的疑念~9数理
・実入りがあるのか金銭疑念~7数理
・組織的な基盤への疑念~8数理
などに対しての疑念より、やっかみ、嫉み、など
心の中にある人の破局性を誘発してくるわけです
以前に2数理のところで、2数が盤面を飛び越えて作用する、
お話をしました
ここでは「心の中」を見つめています
心の中は自由なものですから、心の機微は
数理盤に置き換えると、このように盤面を自由に動くものです
*4数理盤の吟味
ここで、もう一度基本となる、4数理盤からみていきます
理解するうえで基本となる、4数理盤の観方を繰り返します
4数理の働きを4数理盤からそのままを見ていくと、、、
4数理盤
3 8 1
2 4 6
7 9 5
x3
たとえば、F場に9数理があることに気づきます
9数のはたらきとしては、明るく照らす意味合いがあります
場所はF場にありますから、時間でいえば夜中です、季節なら冬
暗い場所にある9数ですから、見えないモノを照らす意味合い
凍てつく寒気を温める暖炉の意味合いです
そこから
隠れている才能の発見、潜在性の発掘、埋もれているものの発見、
暗い場所にあり、光を当てるのがこの数理ですから、ほかにも
たくさんの読みができます
また
この数理の特徴として潔癖症の人が多く出ます
これは4数理生まれの人が、北にある9数理と金局するところ
から顕われる特徴です、そこに1数場の視えないモノを視る、
そこから人の裏を観るひと、出されたものに手を付けない人、
警戒心が無意識にでるからでしょう、食事には人一倍神経質です
この辺りはギリギリのところです、破局性と隣り合わせです
破局性が強く出ると神経症、心が開けない人もある
このように社交性の数4数理にうまれても、社交性豊かとばかりは
言えません、人それぞれ千差万別です
また、以前にお話ししましたように、数理は数理だけで動くもの
ではありません、そこに十二支が働きます、場のはたらきです
4数理の場合、「子・卯・午・酉」の4つの場があります
現象に現れるには顕われるだけの理由があります
4つのモノが集積して現象化する
始めに話した通りです
同じ、4数年9数理と云えども、そこに十二支が付随してくることで
意味合いも働きもさらに開けるわけです
十二支配置数理盤は忘れてしまいましたか、思い出してください
*4数理と破壊数
4数理を数理盤としてみると、3数の破壊数がついていることが
わかります
4数理は社交性を意味します、人とのつながりの数理です
また
人は交流の中で言語を通さなければ、意思疎通ができません
言語は、3数理が示すモノです
そこに
・破壊「ハカイ」としての3数理、
・八開「ハカイ」としての3数理があります
良いはたらきと悪い働きです、初めのところで話しました
その3数理を吉凶合わせのみ、人間交流に計る数理が4数理です
交流するためのとばっくち、入り口としての、四角錘の先端にある
一点が、六面体にふれることで現象化する
頂点にある数理が、3数理のはたらきです
その3数理であらゆるものは現象化するわけです
それがH場・3数場の言葉の意味合いにも通じるわけです
万物は交流しています、そこに3数理がある
アメーバも犬や猫も樹木も言葉を発します、人間には気づかない
判らないだけのことです
電気的であり、音波的であり、電波であるだけのことで、送受信もする
すべてコミュニケーションの一環です
そこに3数理が、あります
3数理が在るということは同系列の6数理も9数理も有るわけですから
「心」の世界です、3・6・9 ミロクの世界です
日本語は不思議な言語です
先ほど4数理は破壊性が出るとき、硬くなる、融通性が利かない、
理屈ぽくなる、癇に障る、など7数の破壊性として現れると
話しました
こんどは、破壊される場合の話です
4数理盤には3数理が、破壊数としてJ場にあります
社交性・4に必要なものも、言葉・3です
話過ぎてしっぺ返しを食らう、出しゃばりすぎなどの意味合いです
言動に節制がなくいきすぎから、カウンターを食らうわけです
このように、社交性を培うのも3数理です
1数は2数を産み育てるし
2数は3数を培うし
3数は4数を培う元になるモノです
破壊性が心の内内からわき出る場合もあれば
外側からの破壊性を食らう場合もある、、、、、
破壊にも内外2種類ある、これも理解する必要があります
人間関係において、良いことも悪いことも、また吉数も凶数も
招くのは3数理です、言葉なんです
むしゃくしゃしているときは、心の中でああでもない
こうでもないと自分自身に心の中で語り掛ける、
考えることは、内なる言葉・3です
だから事故する
また
周囲をわきまえず、だれかれ構わず言葉を発すれば痛い目にも合う
「それじゃ話さなければいいのか?」
何もしゃべらない、心を開かない、、、、これも3数理破壊です
言葉は社会の窓口ですから、人間関係・4の原点にあるモノです
自らが7数破壊に招かないためには、2数理の働きを心掛けること
自らを3数破壊から守るためには、8数理としての節度を護ること
心の段階で「合局性を築き上げる」ことです
*粗・ソということ
このように周囲にきめの細かさを見せる4数理ですが、ときに、
反逆する場合もあります
ご自身の意思で行動する場合には、協調性がありますが
そのぶん、
他者の補佐的な要素位置づけに置かれると、
また、
関係者の圧力などで自由が利かず自分の意思が通らない場合
粗野な行動を行うのも4数理です
押し付けられた物事には粗雑な行動もします
利害のない身近な人には、粗暴なふるまいなどで、
驚かせることもあるでしょう
これは、4数理は一応のまとまりを顕します
同時に、上には見せない粗い面があります
「粗」は完成される前段階の一応のまとまりです
4 9 2
3 5 7
8 1 6
基本数理盤
数理盤でもお判りのように、数理盤の前半から後半の
流れが変わる場所、一応の完了を示すのが、4数理です
1234の順から5を通過して6789の逆にむかうところです
これは、4数理の持つグローバルさですか、ともいえます
グローバリズムな考え方ともいえるし、
日本人独特の「与えられた役割には心血そそぐ」という考えから、
世界基準としてある考え方「役割には忠実、それ以上も以下もない」
とする考え方により近いのも、4数理系列のかたです
それがまた持ち味と云えるかもしれません
日本人だけです「何とかしよう」なんて考えるのは
昨今、みなさんグローバルですもの考え方は
現代においても古来からの見方考え方を踏襲している
日本人より、より外国人に近い考え方のできる人である
ことが理解できます
今回は4数理の働き、、、こころの置かれる位置により
左右される数理の現れ方を吟味してきました
以上、 2024・09・13記
修正 ~ 2024・09・14
補足 ~ 2024・09・16
修正 ~ 2024・09・19