2025年7月23日水曜日

かずたま入門 16

 *当ブログは数霊占術 の監修によるものです


今回もまた5数理と6数理を中心にお話します

軸心の数について話していますが、2025年現在、

地球の公転をみると自転とともに、公転する垂線より23・4度

傾斜することにより進んでいます、今話している軸心です


数理盤において、軸心を彩る数は、どの数理が中心に廻っても同系列となる

数理で形成されます、5数の場合も同系列である2数、8数が軸心の数となります

 4 9 2   J  E G

 3 5 7   H A C

 8 1 6   D F B


G場には2数、D場には8数が廻ります

この数理配置が捻じれて見えるのは数理盤を平面認識でとらえるからで、

立体として六面体の表面を、頂角から頂角へ対角線に順次、数を循環しますと

1・2・3・4となり、

5で六面体の中心部に入り、また外へ出て

6・7・8・9と成り

捻じれる部分などなく自然循環のなかに波動の原型を映し出しております


数理自体は「単数表現」ですからここで完了となりますが、実際は

9→10 (1)→11(2)へと、、、、これを永遠に繰り返しているところの、

大陸プレートの循環とも共通のものがありそうです

循環しておりますから、同時に、一部逆流も働いています


数理盤を見つめますと、5数には中心として貫通する働きが強いところから、

系列としての互換性がより強く軸心に包含されます

5数に2数が関連しますと、きめ細かさも加味され何事にも器用で手八丁口八丁な

ところが顕れる、、、、手先の仕事から始まり、伝統を踏襲する世界の技であり、

日本の歌舞伎など、芸術の世界にも生かされる才能があるようです

5数が8数と関連しますと、組織の統括性に秀でてくる面も出てきます

トップマネジメント、司令塔としての采配、コントローラーの役割を果たすには

うってつけの素養があり、管理部門に優れた才能を発揮する面もあります

多角的視野にも恵まれ、同時に多方面な配慮・指示をこなします

このように一般にはこなし切れないことを管理統制する能力は他に類を見ない


このような良いところばかりではなく、時と場合によっては破壊数の有無に

かかわらず反面作用があらわれます

場においての破局性のみで、破壊数らしいものの無い5数理ですが、

この数自体にあらゆる物事を包含する特徴があり、プラス面・マイナス面が

同居している風味があります

これは5数を中心とした数エネルギーにもあらわれています

 123456789

 987654321


このエネルギー表現は本来の5数としての性能を発揮するためには、

善悪の鑑識眼、・9数、 善悪を見極める叡智・9数、 プラスエネルギーと

マイナスエネルギーのバランス性のうえに成り立つ統括力を持つ5数理こそが、

完成形に向かうものだということを教示しているようです


が、往々にしてそこまでに至らない5数理をおもちのかたが大半の現実がある

5数理といっても、右にも左にも前にも後ろにも上にも下にも10段階の領域です

これを60神ありと説いている宗派もありますが、ここまでで、深くは解けていない

それだけ5数領域内でもへだたりがあるし【質に差】があるわけです


数霊思考でみると5数は、『吾・われ』の領域ですから、音霊数より観ると

ワ・46数  レ・44数 となり 46+44=90 となり90の世界を指し

十霊界を表しており、十段階の領域があるのが5数であることを教示しています

ときたまこのように音霊数を使用するのは、

言霊が時代によりうつろうからであります

「あなおかし」「いとおかし」といっても滑稽なわけでもない

言語はうつろいやすいものです

クールといってもホットを指している、今の米国言語でも同様の様相です


自然界では、熟した果実は地面に落ち腐れることで、新しい生命を産み出します

このように、5数は統括性ばかりでなく、分割する意味合いも持ち合わせます

これが人間社会では、吉凶にまた、善悪にと、「時」と「場合」によりふるい

わけられるわけです


また5数理といっても年月数理が5数なのか、また、人の生まれにしても

生年月日にあるのか、人名などでは、名前のどこにあるのかで働きも異なります


また、破壊性の有無にかかわらず、その時の気分状況で持ち味がにじみだし、

人間性が変貌するのが5数理です

或る時は、

投げやりとなり、暴れまわる、破壊行動を行う、乱暴な行動へも向かう、

傍若無人さも現れてきます、自由でありたい、、束縛されるのがいやだ、

それでいて周りには理不尽な態度もとる、奔放な気性、力でねじ伏せる、

執拗な性格、無礼極まりない人柄、カネに物を言わせる、、、、、

などの特性が出てくる人は、あちらこちらでお見受けする光景です


とくに質の悪い人のなかには、

すべてのハラスメントは当たり前なことと思い込んで、

目的達成のための一里塚だと信じているふしのある人もいます

崇高な道に向かうための些細な出来事であると、

本気で思い込んでいる人もでて来ます


これらの現象は、国家や会社組織に5数理がからむ場合、

そこに所属する個人にまでその持ち味は伝達していきます

組に入れば組の風味となるわけです


時と場合をわきまえず、

時を選ばず

場を選ばず

事にいどみ事を興すところから破壊現象化を招きます

そこから『自分の居場所がなくなる』という、破局性が噴出するのも5数理です

また、なんとかしようとする自我が働きますからさらに深みにもはまる


2数・5数・8数 のからみより宿業が顕れる場合もある

何代前の因縁が顕れる場合もあります、それが

幾代も受け継がれた結果としてなのか、遺伝子の変異によるもの

なのかは別として、

性分は受け継がれ、

より恨みを買い募り、怨念のよりどころとなり、

それがご自身をふくめ、目に入れても痛くないお子様、孫、ひ孫などに

湧き出てくる、、、、、この場合、自分よりみて5親等内の問題として噴出しやすい


8数・5数のからみとしては次から次に障害が出てくる

2数・5数のからみから、過去の出来事が蒸し返してくる

一族の問題、相続争いが繰り返される

再起を期しても周囲の条件、環境がそれを許さない、、、、など、

複雑にからみ合いが起こってくるわけです


そのほか家系にまつわる条件もあります

名字、苗字の単数が2数・5数・8数 となる画数の「姓」を持つ家系、

に現われる場合が多いようですが、一概に断定はできません

2・5・8は土星といい、土地・伝統・家柄に絡みやすい家系となります

「家」として格式、こだわりも大きいわけです

苗字、名字に「異体字」を使用する場合がありますが効果は定かではない


また生年月日による顕れ方もあります

2数年、5数年、8数年、にお生まれの場合には、

生年波動により、その波動期に入ると噴出する条件もあります

どこへ『行ったから悪くなった』とか、誰々と『会ったからこうなった』などの、

言いぐさは掃いて捨てるほど聞く話です

身の周りの出来事や人物に問題転嫁しているだけで5数の持ち味の一つです

自分自身の波動数において自ら招き入れたものです


ここまで数理を、幾何図形より見つめ、数エネルギーの交流より考察、

数霊数理盤よりみつめました


時間を中心に見つめる時もあれば、十二支を中心に見つめる時もある

今、占法としての《十干の捉え方》を織り交ぜながら話しているわけです


十干を読むことは、数理盤の5数と6数を読むことでもあります

わたしたちは現象界にある陽数理5数をみつめているのです、また、

その裏面にある陰数理6数を読むこともあるし、

同じ陽数理盤を形作る陽数理6数を把握することもある

いずれを読み込むこともあるわけです


2023年ならば5数はH場にあります

2024年ならば5数はG場にあります

2025年ならば5数はF場にあることがわかります

数理盤のどこにある5数なのか、6数なのかにより、

その人の志向を読みとることができます

各数理、十二支により4つの条件に配属され、ふるい分けられてきます


ちなみに2025年の条件を詳細に見ると、

十干の「戊・つちのえ」は数理盤F場・5数理となり

十二支の「巳・み」は数理盤J場・8数理がまわり

人干2025年の「二黒・じこく」は数理盤A場・9数理となる

このようにすべて数理に変換して判断していきます


上記は、

人干(じんかん)より天干、地干を見つめております

古き九星を人干とはせず、

現代は西暦をもって人干とします

占術は宇宙を観ているわけではありません

占術は人を観るのです

占術は人の立場でモノを観るのです

占術は人の立場で宇宙を観るものです

ここでは

数理盤を一歩踏み込んで見つめていきます

5数理を中心 A 場にすえた観方が把握しやすいので、これをみつめます


基本数理盤は地球環境そのものです

5数理を中心とした観方でありますから実社会に密着したものでもあり、

人間の欲望を写し取ったものでもあります

このとき

そしてもう一方の6数理の世界は、潜在性でもあり、精神性でもあります

本人が求める世界、理想とする世界と、みてもよいものが潜んでいます


この欲望の世界と、理想とする世界の兼ね合いを合わせ鏡とし、

どのように「欲望」を理想に向かって昇華していけばよいかを鑑みます

欲望は具現化する以前に心の領域で『昇華する』ことが一番です



卍・まんじ というものがあります

5数理盤の中に卍を思い描くと、あるものが浮かび上がります

合局数理による吸引作用です

 4 9 2

 3 5 7

 8 1 6


卍を形成する剣先がすべて合局しています

3-8、4-9、2-7、1-6 となっております

これは5数を中心にすえた場合に現れる数理現象です

5数は地球環境をあらわしている数理でもあります

5数は人間が本来持っている欲望をあらわす数理でもあります

5数は時間により振り分けられるあらゆる4条件を指します

これが丑・辰・未・戌の「土用」による季節のふりわけであり、

毎年廻りくる時間の循環の変わり目として、年の循環も振り分けています


もう一つ、6数理盤も見ていきます

 5 1 3

 4 6 8

 9 2 7


こちらにも 卍・まんじ  の剣先は合局となり顕れています

4-9、5-10、3-8、2-7 となっております

6数理はその人の心の理想世界を描いています

この二つの数理盤を見つめるわけですが、、、、

とかく理想と現実はつながりにくい

この5数と6数を合わせ鏡のようにあわせるわけですが、

そこに大分ズレが生じています

実際にみていきましょう 


《5数丑年》の場合

G場・2数が破局されます、妻・母・女性陣による撹乱がおこりやすい家系です

G場・2数破局はとなりにあるC場・7数理に救いをもとめますから、

食事、金銭欲によって破局性をカバーしようとします

この人の理想よりみると

6数理盤ではG場・3数がまわりますが、

G場・3数のままでは、理想との「繋がり」が起こりません

ここで、どのように

5数理にある破局性を、6数理をもって方向変換させるのかを考察します

 4 9 2X → 9  

 3 5 7    

 8 1 6


 5 1 3

 4 6 8

 9 2 7


2数と3数とは別系列ですから、このままでは解決できません

そこで、《2数理を反転数理である9数理に変換する》ことで、

G場で9数理-3数理と天数系列対応していくことにより

2数の破局性を吉化します

天数系列にすることでつながりをもたせるわけです


2数はハッキリしない、曖昧さです、、、、

あれもこれものながら仕事で決断を先延ばしにすることから、問題化がおこる

2数を反転数理の9数理にすることで対処するわけです

9数は叡智の数、精神の明晰化、鑑識眼をあらわします

決断を延ばしせず明確に道を明らかにすることで解決することを指し示しています


《5数辰年》の場合

B場・6数が破局されます、権威の崩壊、権力失墜、などの出来事により

立場が危ぶまれますから、自然裏から手をまわして補完しようと、

F場・1数理に向かうわけですが、成りません

 4 9 2

 3 5 7

 8 1 6X 

     ↓

      Ⅰ・ 2 ・3・4・5・6・7・8・9・10・11

     11・10・9・8・7・6・5・4・3・  2・ 1


 5 1 3

 4 6 8

 9 2 7X



これを5数理盤にある「6数の構成要素である11数とする」ことで、

2(11)ー7火局として対応させ、B場・6数破壊を緩和させます


11数をして緩和させるとは、決断を急がず八方美人を心がけることです

政治的な場面が連想されますから、すでに立場が築かれているわけでしょう

ハッキリ物申すことを控え、日和見的に周りのバランスを見極め、事を荒げずに、

進まないと牙城は崩れることを教示しています


《5数未年》の場合

D場・8数理が破壊されます、永年積み上げたものが崩れてしまう出来事がおきやすい

積み上げた努力が無に帰しやすいところから、常に新しいものに向かう衝動と焦りが

芽生えてきます、周囲を「あっと」言わせたい衝動、、、、、

自分を知らしめしたい衝動がおこりやすいところから、自然語気が荒げてしまう

H場・3数理に向かいたい思いが湧くわけです

 4 9 2   5 1 3

 3 5 7   4 6 8

x8 1 6   9 2 7

 ↓

 3


6数理盤をみますと9数理が廻っています

5数理盤の8数理を3数に反転させることで3-9の天数系列につながりますから

明朗さを心がけることです、焦らずに会話を楽しむ心、進んで明るくモノ柔らかい態度で

接することでもあります、答えを求めず会話を楽しむことにより新しい叡智が自然

居ながらにして耳へ流れ込んでくる特性があります


《5数戌年》の場合

生まれた時間帯としては、B場・戌の場にある命ですから破局場となるのは

対向するJ場・4数場になります

交流の場所、流通を表わす場所に滞りがでてきます

人間関係の不信感を持たれる座所でもあります 

           12345678

           87654321         

x4 9 2  9←5 1 3

 3 5 7    4 6 8

 8 1 6    9 2 7


5数理盤の4数破局性と

理想を表す6数理盤では5数が廻り込んでいますが、数系列が違いますから

このままでは4数理とは互換できません

6数理盤の5数構成要素となる9数をもって、4-9合局させることで

不評を買いやすい5数理盤の4数を嵌合させることができます


この場合、5数を構成要素9数に変換するとは、自分の心のよりどころとなる、

精神性にふたをせず取り繕うことなく、明らか・明朗・明晰にすることです

叡智を磨くことでもあります

6数理盤の5数のままでは「俺が」という強引さがばかりが目立ってしまいます


ここまで、5数理盤の『丑・辰・未・戌』4つの条件について話してきました

これらすべて精神性を、心の置き所をかえることで、現象が変化することを

教示しています、、、、


つぎの話に入ります

5数理は毎年配置される場所が移動します、循環しているからです

東にある時もあります、南に置かれるときもある


5数が東に配置される年回りの人は行動がスピーディです

早くしないと、、、という不安意識が強いところから、

欲望にダイレクトなところがあり急変します


5数が北に配置される人は、何事にも欲を表面に表さない、ところがあります

奥ゆかしいとかの問題ではなく、欲望が表面に発露しにくい環境条件だけのこと


このように東・西・南・北 5数理の配置によっても欲望の動性は異なります

また、生年数のどこに6数理が廻るのかにより、ご自身の深層にある理想が

ひもとけます、、、、、今回はここまで


以上、  ~後編   2025・10・1記


あとがき

5数理って順逆の方向に9数エネルギーが循環して生まれる数理

構造的には 前・後・左・右の4点なかに現われる1点としての構造性

立方空間としてみれば上・下もあわせて3つの座標軸

6方向に肉付けされ 時が渦を巻いてあらわれる宇宙空間ですか




















2025年6月26日木曜日

かずたま入門 15

 *当ブログは数霊占術「墾」の監修によるものです


 前回に続き、5数理と6数理の兼ね合いをお話いたします

 渦の話でしたか、、、、、渦巻いて中心に向かう姿

 中心なるものは渦巻いてくるもの、、、

 そこに周囲を巻き込んでくる力が

 働いてくるようで竜巻なんかも同じですか、人でいうと思念ですか

 これ「一」なる姿です、、、、一成る姿ですから5・6一体の姿です


「太極陰陽を生ず、、、、」という文言より始まる書物があります

 此れは

「一なる太極」が存在して、「陰陽を生ずる」と理解されています

 が、分別する姿から出てきている文言ではあり、これ自体が誤りです

 分別のできない陰陽一体なる姿が太極です


中心の一成る姿はそのまま一体の姿なんです

善あり悪あり、これ一人の人として一体なるものです

善行を施すこともあるが悪心が発露する場合もあるのが人間です


白あり黒あり、

明あり暗あり、

吉あり凶あり、

昼あり夜あり、これ一日として一体です

一体なるものです


合体しているわけではありません

混ざり合っているものとも違います

体内では水と油がエマルジョンに成ってるわけではなく

水あり油あり、これ体内で一体です

現代、この時代には、まだ、造ることのできない領域です


解かりやすく「めおだま表現」をすると、

中心は二つのものが合わさっているんだと、誤って理解されている

、、、、、合体はどこまで行っても合体でしかありません


どこからが昼でどこから夜なのか、吾の立ち位置次第です

渦の話から入りましたので少し難しくなりました

古代の占法として

十干があります、四柱推命などにつかわれています

十二支があります、現象界と異次元の命の、、、、仕様より運命を表そうとしている

九星があります、人間界をあらわす数仕様より、運命を表現そうとしています

、、、、これらは四千年以前にあらわされ、今日まで派生してきている占法です


また、

老子の道徳教には42章の【一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず】

というものがありますが、そこまでの表現にとどまり詳しい表現は省かれております

何故42章に表されているのか、、、、、

これを数霊思考で見つめていきます


今回、お話している「十干」からひもときます

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸

とあります

これを数理変換しますと、


1・2・3・4・・7・8・9・10

となります

逆流に展開しますと

10・9・8・7・・4・3・2・1

となります

この順逆交流の中心にあらわれますのは、

5・6

6・5

となる4つの数で4つの条件につながるものですから

5が善であり6が悪であり

5が悪であり6が善である  という四元論が成り立ちます


一霊四魂は、中心の一霊は一体の姿です

四魂は条件により四つに分けられ

季節として四季に彩られもし一年として一体です

中心に一体なる姿の四つの条件です

四魂も中心と一体です


統括しているのが「時間」です

時間は五つの条件で成り立つことを示しています

留まることなく常に回転し流動している6数理こそ5数理の姿です


5数と6数は1体であり、中心の数となりますから

中心を見つめる時、5数・6数は一体の「1数」としても、見つめることができます

西洋占星学では1数を万物の中心として太陽と、とらえているようです

また

霊は「水」なりとして1数をとらえている信仰もあります

ここに

火であり水である一体の1なる姿があります


5数と6数はくわえて11数となる

11数は順逆に交流しますと中心に6数が産み出されます

1・ 2・3・4・5・・7・8・9・10・11

11・10・ 9・8・7・・5・4・3・2・ 1


この順逆に交流する11数は、2数でもあり、産霊・むすびの数でもあり、

大宇宙をあらわす数でもあります

常に膨張し続け、縮小し続ける動的姿です


5数と6数はかけあわせると

5x6=30 となり

30・霊(ヒ)の姿もあらわしています


5・6を1としたとき30のヒ音は、30+1=31でマ音「間」となります

この「30+1=31」は、命あるものは

土地・場所などの 間・マ において出会うことをしめし占学の根本でもあります

また土地など場所にしばられる魂の条件としての地縛霊は 5 X 6=30

30・ヒの条件の中にあります


これらを見合わせますと、1であり2であり3となる姿が立体表現として

別の姿で、1+11+30=42  として

ここにも映し出されているようです

幾何図形で四つの頂角と中心の一点の姿より5数が顕れる話をしました

そこより

5数には、

流体のすがた1数

固着されるすがた7数

気体となるすがた4数   などの意味合いも包含され風味があらわれます

硫化ガスなどは5数の意味合いとなるし、そこより有毒性も出てくるわけです

これも周りを巻き込む特性の一つでしょうか


巻き込むかたちをとるのは、数理盤においても同様です

中心に5数を配置した数理盤をみていきましょう

 4 9 2    J E G

 3 5 7   H A C

 8 1 6   D F B


この数理盤の GーA-D 斜線は地球の傾斜しながらの回転をしめしています

軸心としてのものであり相互に互換してくる意味合いが強い5数では

貫通する意味合いとして捉えることができます

そこより、G場2数や、D場8数の味わいを包含して読み上げることが

正しい5数の読み上げ方となります


以上、  ~中編    2025・7・14記



あとがき

四千年の歴史を有する太極観の見方、考え方と

現代科学のビックバンに対する見方、考え方、、、、、

大差がないようです

















2025年6月22日日曜日

かずたま入門 14

 *当ブログは数霊占術「墾」の監修によるものです


時間を合わせるのに少し時間を要しました

今回は、5数理と6数理の関係性中心にお話します

本日は、2025年6月21日夜11時半となります

暦のうえでは夏至・ゲシとなります


数霊を問う場合、構造から向かいますと以外に入りやすいようです

幾何図形、数理変換、数理盤、などを織り込みながら進んでいきましょう

私たちが見つめている現象世界というのは、「縦・横・奥行き」の立方空間として、

簡略化すれば正六面体として認識できます

また、この空間世界を見つめているわたしたちは、【心】という内面から

見つめ認識しているのですから、正八面体として理解できるわけです


この段階で

平面認識の九星盤によって方位をとらえようとしている九星占いとは、

明らかに異なる次元であることがすでに理解できることと存じます、、、


正八面体をみつめると二方向に分かれる正四角錘二つに分けることができます

四角錘の各頂点は、それを覆う六面体の各面の中心と接しています

その意味合いから、4数理は調和、集合、社会交流、を示すばかりでなく

六面体を社会の枠組みとして観るなら、四角錘の頂角は社会交流の始まりとも、

つながりとも、捉えることができます


そこより、八面体は2方向に分裂もしやすいという話は、

前回4数理のところで話しました

今回はここから進みます

四角錘の頂点は六面体の各面の中心に交差しております

同じくこのふたつの四角錘をあわせた正八面体をみると、

その中心にも四角錘の4つの頂点からなる「面の中心点」があります

この4つの頂角とそこに交差して形成される面の中心となる1点をくわえると

4頂角+1中心点=5    この「5数」の構造から

中心、統括、管理、バランス、など5数理の意味合いが産まれてきます


このことは、時間をいただいて存在する現象界のすべてのモノについて、

4点の中心からなる1点という視点は、存在するモノにはすべてに4つの条件が

成り立つこと、と同時に、中心の1点において統括されているという

考え方にもつながります


話を戻します


4つの条件と中心の一点という見方は5数を問う場合、切り離せません

中心に向かう志向、中心、中核、管理、支配、統制、管制、統括する、支配する、

などさまざまな5数の意味合いがあらわれてきます


これをプラスとマイナスの「エネルギー交流」として見つめるならば、

1から9までの数の順流と逆流エネルギーから顕れる中心の5数です

   12346789

   98764321

順逆の9数理のはたらきのうえに成り立つ5数ですから

プラスとマイナスのエネルギーと考えてもよいし、

善悪の叡智やバランスの取れた9数の上に成り立つ5数理ですから、

バランス性の意味合いもあらわれます

そこより

中心にあって全体の兼ね合い、バランス、統括性の意味合いもある5数理です

このように順逆のバランスが取れている9数理の上に成り立つ数理ですから、

叡智のバランスにあふれる数理が本来の5数理といえます

また、

暴力性、威嚇、恐喝、恫喝、ごり押し、恐怖心、横領、、、、、

粗暴さが溢れる態度、物欲溢れる行動、周囲を威嚇し続ける様、

投機性に支配された心、支配欲に満ち溢れる日々を送ろうとするなど

マイナス性を併せ持つ数理でもあり、いずれの働きが現象を彩るのかは、

出来事を表す時間帯によります


その意味では、企業でも組織でも人物本人でも、

気性、行動や、動向に、

極端なところのあらわれる数理でもあります

話を変えます

統括するといえば、

いにしえより伝わる占法としてある九星、十二支、十干などにはいまだ、

相互の交流と統括ができない点があります

言語表現としてのもので、数量や序を現す数詞とは異なり、

互いに隣接する要件ではありますが交流を果たせないまま、

今日に至っております

そこから九星では十干がつかめないし、

十干では十二支が読みきれないないわけです


これを数に変換し見つめるならば、

9と10と12ですから、最小公倍数として捉えてみれば180数が

あらわれてきます、古事記にある大国主の御子神180神となります

日本書紀では181神ともなり、一神の差がつなぎとなってくる数を、

指し示す数形態のようです


こうしてみると、十干・十二支・九星などの四千年を経過する占法より

遙か昔から原理を理解している文化・文明が存在し、四千年前より後代となる

記紀神話の編纂される時代まで正しく伝承されている国も存在している

ことにもなります

また

これが永い歴史の中から抜かれてしまった、抜け落ちてしまった国もある

それこそが遡ること四千年の昔であることも理解できますし、

そこに歴史の逆転がおきていることが判ります


視点を変えます

古代中国では、「時間」を把握するにあたり、十干・ジッカンをもって

時間を捉えようとしております、、、、これを天干として表現しています

また、「場」の認識にあたっては、地の理としての十二支・ジュウニシで

とらえようとしています

さらに、「言語社会」に成る人間界ですから、数詞をふくむ九星は人理として、

人干ともいえるものです


ここに、天・地・人のふるいわけがありますが、

先ほどの話のように相互間の交流はありません

永い経緯をへて、それぞれのつながりを復元できなくなるところまで、

枝分かれしています

そして今日、おのおの単独で読みならわしているわけです


万物を統括する、管理するならば、「時間」により統括する以外ないわけです

それを担うべくあるのが十干なのですが、、、、、今日、

十二支とも九星とも繋がりがわからなくなっている

言語を使用した文字表現だけに、纏め上げることで数量解釈が欠落している

序列はあるのに数量認識ができない、、、、、という、

文字言語の迷路に陥っているようです

立方体を読むにあたり数霊数理盤を使用しますが

立方体表現は、古来より世界に広くあるものです

仏教や密教などでも立体であることを表現する手立てとして

曼荼羅に胎蔵界や金剛界をえがきだしています

これは、視る角度により姿が変わることを現しているようです


数霊の場合も呼吸し、心拍を打ち続ける姿かたちを表現してもおります

このことから「竪亀甲」と「横亀甲」を重ね合わせる形態で表現しています

これが一体なる姿で表され、静止している姿ではなく、動的な姿として

表現しようとしている


(詳しくは、当ブログを遡りください)

「数霊には十干の存在がない」との意見が出てきますが、

十干の原理は「十干論」を紐解かなくても数霊数理盤のなかに

十干・十二支・九星は包含されております


十干は、もともと時間を読むための序数としてのものです

序数の概念であったものを、

言語に置き換えたので理解しずらくなっているわけです


十干は、「十干という言葉」に働きが垣間見られます

10の序数より構成される姿が十干ですから、数詞に置き換え、

これを順流エネルギーと逆流エネルギーに交流させます

   甲・乙・丙・丁・戊・巳・庚・辛・壬・癸         

   1・2・3・4・5・6・7・8・9・10

順逆に向かわせてみますと、

   10・9・8・7・・4・3・2・1

   1・ 2・3・4・・7・8・9・10  となります

     

この交流で、十干の働きのエキスがどこに煮詰まってくるのかというと

中心にある

6数・5数 と

5数・6数 のところとなります

そこに十干としての働きが投影してくるわけです


2025年の生まれの場合ならば、

どこに5数があるのかを観なければなりません

   8 4 6

   7 9 2

   3  1

北となる場所に十干のはたらきとしての5数があることになります

これが十干の中核をなしているわけです


先ほどお話しした幾何図形の話にもどります

六面体の各一面の中心に接している、八面体の頂角は6つあります

縦・横・奥行きの条件です、そこに、中心の1点をくわえると

6頂角+1中心点=7 となり

7数理となります

また

八面体をふたつの四角錘としてみると

前・後・左・右の4つの条件となり、中心点となる吾の一点とあわせて

初めにお話しした内容に戻るわけです、、、、、5数理があらわれます

時間をあらわす、前・後・左・右・吾の条件ともなります 


「5数」は四角錘の4頂角と吾の1点をあわせた八面体の中心に形成されます

「時間」としてみれば吾を中心とした、まえ、うしろ、みぎ・ひだりの条件です

そこより「5数は時間」を指し示すものとして認識されてくることにもなる


人間の認識では「われ」より観た4つ頂角より四つの条件に分類できます

また「吾の一点」は、昼夜・陰陽・白黒・正反・善悪として一体であり、

一日として一体です


つぎに

前・後・左・右の条件に

天より出て地に根差すところの上・下の条件をくわえると

前・後・左・右・上・下の世界で「空間世界・6数理」をさしています


1 ・2・3・4・5・・7・8・9・10・11

11・10・9・8・7・・5・4・3・2 ・1


この6数を生成する順流・逆流の11数エネルギーは、

単数とすれば2数でもあり宇宙空間をあらわしています


この5数と6数が一体と成り、動態となり、回転してくる姿が、

十干の表そうとする「10」の順逆エネルギーであり

 中心を形作る 6・5 であり 5・6 でもあるわけです


この姿を把握しようとしたのが、

十干論としての本来のモノなのですが掴みきれていません

数を置き去りに文字言語とした時点で自縛しています


5数を時間とみるならば、相対するモノがなければ時は流れません

6数と相対することで時間は流れ始めるわけです

5数は動体とならないと回転できません

6数は回転することであり5数の動態する姿です

回転できない5数は腐れ現象を産み出します

澄んだ水は流れがないと腐れます

止まっている自転車は倒れるのを待つのみです


人の心として観るならば、

5数の破壊性は、中心であろうとすることで、身動きできなくなります

自縛された5数は逆転した姿でもある6数の破局性となり、

支配欲・競争心・妬み・争い・権力志向・覇権欲に向かう姿、固執する姿となる


5数は動ごいてこその5数であり、

己を振り返る時間などない姿、こそ本来の5数となり、

渦を巻き始めた5数は回転する姿として6数にかわりはじめる

動き回る5数、我を忘れて奔走する5数は、中心となることにより「渦」を興す

あらゆるものを巻き込む大きな渦となり、自然、そこに、念力を産みだして来ます


以上、  ~前編    2025・6・26記



あとがき

父母の結晶として産まれたあなたは

どこが父親の遺伝子で、どこが母親の遺伝子でなのでしょう

1+1=1であり、1+1=2でもあり10・1でもある

今、でもある世界に入り込もうとしています